内容説明
いい仕事、いい会社ってなんだろう? 若手デザイナーと敏腕(変人)コピーライターのコンビが大会社に挑む! 突然会社の倒産を告げられ、いきなり無職になってしまったデザイナーの遠山健一。 安定した転職先を求めたはずが、飛び込んだ職場はコピーライター・天津孔明の個人事務所――まさかのフリーランスだった。 「じゃあまずは、フリーでばんばん仕事してさ、そのうち法人化も考えていこうよ。晴れて法人化したら、Youは“遠山副社長”ってことで」 「えええ?」 変わり者の天津とコンビを組む事になった健一。そしてやってきた仕事は、大企業とカタログのデザインをかけた“出来レース”のコンペで・・・・・・!? 『100回泣くこと』、『デビクロくんの恋と魔法』の著者が描く、仕事と人生への気力と熱意が高まる、爽快「起業」エンターテイメント小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん🍊
109
広告会社のデザイナーとして働いていた健一は突然の倒産で転職活動を余儀なくされたが一向に就職が決まらないまま三か月、ふと見つけた求人の面接先でいきなり広告の仕事をさせられる、会社と思って行った先はコピーライターが独立して一人でやっている個人事務所だった、取りあえず手伝ううちに仕事を覚え自身をつけていく「仕事は愉快に上機嫌に」天津の方針通り二人でコンビを組んで会社を設立、前向きで楽しいお仕事小説、わくわくして面白かった。2021/03/31
さっこ
80
社会人一年ちょっとで会社が倒産。先行き不安な健一が飛び込んだ職場は天津個人事務所。健一と天津は法人を立ち上げることにして大手企業の出来レースとされているコンペに挑戦する。登場人物も良い人ばっかりで、人の温かさに触れる。現実はこんなに都合よくいかないことは分かるけれど、小説の中だけでも楽しく温かく前向きに生きている若者に出会うことが出来て楽しかった。2021/07/12
ジュール リブレ
80
入社2年目にして突然会社が倒産。キャリア不足の若手がつかんだ職場は?シンプルで、ひたすら前向きなコンビに幸あれ。ラストのプレゼンは楽しかった。2021/06/12
ツン
76
若手ポンコツデザイナー、敏腕変人コピーライターという帯の紹介。ちゃんと読んでるかな?コピーライターはちょっと変人かもしれないけど(そこまでじゃないし)、デザイナーはポンコツじゃないよね(笑)。おもしろかったです。2024/09/02
ぶんこ
69
面白かったです。入社2年も経たずに会社が倒産し無職となった健一君。その突然の倒産の日、社長に頼まれて事前事後の準備、片付けを夜中まで手伝う健一君の生真面目さに驚き。いい人だ。そんな健一君がやっとありついた仕事が天津さんの個人事務所。天津さんと健一君の2人だけなので、何でもやらなくてはならない。でも、それが健一君にはよかった。事務ではなくデザイナーという職種だからか、天津さんの天才的なコピーに触発されてアイデアが湧き出てきたようです。「仕事は愉快に、上機嫌に」がモットーの天津さんが素敵。2021/06/19
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