講談社文庫<br> 目撃者 死角と錯覚の谷間

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講談社文庫
目撃者 死角と錯覚の谷間

  • 著者名:中町信【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2021/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062634670

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内容説明

幼い2人の命を奪った交通事故、目撃者の2人が謎の死を遂げた。犯人の目的は? ――2人の幼い命を奪ったひき逃げ事故。犯人の横顔と子供の飛び出しを誘った若い男の姿を目撃した香織は、白骨温泉でその証言を封じようという何者かに殺された。ところが、もっとも疑わしいひき逃げ犯と事故現場にいた男までもが、命を落としてしまったのだ。引き逃げ事故で得をした人物は誰か? 推理サスペンスの傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

林 一歩

21
犯人は割と早く分かったものの二転三転するテンポの良い展開が心地よい。2014/01/27

ちえり

9
久しぶりの中町信。叙述ものといえるかも。飲酒運転とか、チャイルドシートとか、色々気になりますが、書かれた時代を考えるとまだそこまで規制が厳しくなかったのですね。妹を亡くした女性が素人探偵もどきに頑張る姿がイライラするほど鬱陶しいです(片平なぎさの顔が浮かんできた)。警察がそんなペラペラ個人情報を一般人に漏らしてええんかぁ⁈と警官にもイライラ。エピローグにて…クソジジイ!全部お前のせいやんけぇ!ババアもあかんけどよぉ!て口汚く罵りながら読了。いやぁ、でも面白かったですよ。2024/10/26

kaikoma

3
平成初期の推理小説はプロットが確りしていますね。個人的には当時住んでいた自宅の近くが出てきたのは面白かったです。今と違って携帯電話が無い当時、連絡は勿論、地図を使ってどこかに訪問する時代でしたね。今は舞台となった埼玉も高層マンションが目立ちます。2022/08/19

アオノ

1
やっぱり中町信は叙述うまいなあ。あっと驚くというよりは、うーむナルホドと唸らされる名人芸。この『目撃者』でも匠の技は遺憾なく発揮されています。ただ、白骨温泉を舞台にする必然性あったかなあ。なんとなく、作者が取材と称して温泉に行きたかっただけのような気が…2016/02/11

渋谷英男

0
さらっと読めるから移動用に最適。☆2.52016/06/18

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