亜シンメトリー

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亜シンメトリー

  • 著者名:十市社【著】
  • 価格 ¥1,815(本体¥1,650)
  • 新潮社(2021/03発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103539315

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内容説明

バスの中で知り合った女性から、ゲームを持ちかけられた亜樹。シンメトリーな文字に強いこだわりを持つ彼女の人生に興味を持ち始めるが、何度か会う内、その言動にどこか違和感を覚え……(「亜シンメトリー」)。張り巡らされた緻密な仕掛けに気づいた時、世界は突然、姿を変える。めくるめく謎と驚きに満ちた全四篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とん大西

132
んん〰️スマン、難しすぎてわからん(ToT)。たおやかで、どことなく気高さも感じるミステリー4編。著者初読みですが、文体は嫌いな方じゃないし、煽ってくれる書きっぷりも悪くはないのだけど…わからん。唯一わかりそうな「薄月の夜に」も、読み慣れてるミステリーとは違った趣に戸惑って躊躇って消化不良。二度読みはちょいとムリかも。読友の皆様、謎解きお願いします(^o^;)2021/05/15

オフィーリア

61
帯に「求む挑戦者」「難易度MAX」とあり意気込み挑んだ一冊ですが本当に難しかった…。 大満足の難易度で読み応えたっぷりでした。 人の心の機微はおどろおどろしい事件出なくとも、作者様の描き方一つでミステリーになり得るのだなあと実感しました。 一応、私なりに結論も出してみたのですが、まだまだ私の気付かぬ真相が仕込まれている気もします。 答え合わせを聞いてみたいけれど、野暮な気もしますね。 文章って凄い!と思わせてくれる素晴らしい一冊でした。2021/07/18

カノコ

38
いくつもの謎が施された挑戦的なミステリ四篇を収録した短編集。帯に書かれた「難易度MAX」の煽りの通り、どれもなかなかに手強い。登場人物たちの匂わせぶりで迂遠な会話に非常にもやもやさせられる。違和感はあるのに腹落ちしきらない、もどかしいばかり。一応の謎解きが用意された一篇目、なんとか推測だけはできた二篇目はまだしも、表題作は本当にお手上げ。無数にあるであろう仕掛けのうちいくつかには気づけたが、核心を突くことはできていないのだろう、結局何もわからなかった。誰か助けてほしい。懇切丁寧な解説編がほしい。2021/06/02

rosetta

27
★★★✮✩見た目以上に手応えのある短編集。普通に日常的なミステリーかと思えば…1話目の「枯葉に始まり」と3話目の「三和音」には直接な繋がりはある。大学のジャス研の先輩と後輩の文章を巡る駆け引きと表にははっきり現れない恋愛の駆け引き、あとの二つDVの彼から逃げる同窓生との経緯を語る「薄月の夜に」、干拓された巨椋池に纏わる古い恋愛「亜シンメトリー」。謎解き部分には着いていけたけど、読者にさえはっきりとは提示されない隠された恋愛感情を推し量らされる所は無粋な自分には難しすぎた!2021/04/29

のりすけ

26
一話目はパズルみたいで面白かったのですが、後の三作品は私には合いませんでした。特に最後の話は、トリックというか括りに縛られすぎて窮屈だしまどろっこしい。だからなんなの?どういうことなの?どなたか解説して下さらないかしら。2021/08/22

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