文春文庫<br> ガラスの城壁

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文春文庫
ガラスの城壁

  • 著者名:神永学【著】
  • 価格 ¥790(本体¥719)
  • 文藝春秋(2021/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784167916541

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内容説明

友との誓いを胸に、少年はいま立ちあがる。
父がネット犯罪に巻き込まれて逮捕された。真犯人を捕まえるため、悠馬は友人の暁斗と調べ始めるが――。真相にたどり着けるのか!?

※この電子書籍は2019年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そる

306
読みやすくて先も気になってサラサラいけました。真実を追っている過程で、まさかのそれ?!いやそれにしちゃうとなんでもありになってしまう⋯。しかも最終的な真実は随分地味笑。ま、作者が言いたいのはミステリーの真実ではなくていじめ問題の心理や感情とどう立ち向かうか、というところ。なるほどともいいこと言ってるとも思う。この内容で少しでもそういう人たちに希望が持てると良い、と思う。「「ああ。あれくらいの年頃のときって、酷く世界が狭いんだ。自分の見ているものが、全てだと錯覚している。本当は、世界はもっと広いのに─」」2022/03/02

おかだ

20
先が気になりグイグイ読んだ。父が冤罪で捕まったのをきっかけにクラスで虐められる少年・悠馬。そんな彼を陰ながら支えてくれる親友・暁斗の後押しもあり、父の事件の真犯人を探すが…。タイトル「ガラスの城壁」とは、ネットセキュリティの事でもあり、少年達を取り巻く環境の事でもあり、何より人の心を守る壁の脆さでもあるなと感じた。誰しも自分が傷つかないように自分を守っていて、でもそれを壊して乗り越えなければ届かない正義や真実もある…難しい事だけども…。少年達の脆く過酷で傷付きやすい世界に鬱々とした。2025/07/16

ぽてさら#アーニャかわいい

19
*あらすじ*ある事件によって人生が変えられてしまった悠馬は、同じクラスのマサユキ達からのいじめに耐える日々を送っていた。そんな中でも自分を強く持てたのは、唯一悠馬を支えてくれた暁斗の存在があったからだ。そんな暁斗に励まされ、悠馬は自分の人生を変えたあの事件の未だ解明されていない真相を追うことを決意する。真実を調べていくうちに悠馬が行き着いた驚愕の事実とはーー。2022/04/05

こばゆみ

8
んーーーある意味「夢オチ」的な展開で、最後に明かされる主人公の父親が巻き込まれた事件の真相も、「その程度の動機でそこまでする!?」っていう感じの内容で…(^_^;)。いじめや自殺もこうやって安直に混ぜ込んでほしくないなーって、完全に個人的な願いですが思ったのでした…2021/05/11

Polo

7
なるほどねー。タイトルのガラスの城壁はいくつかの解釈ができそう。後半は一気読みだった。2021/07/04

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