内容説明
『アイドルマスター シンデレラガールズ』の二宮飛鳥役をはじめ、多彩な役柄と光る個性でファンを魅了してきた声優・青木志貴。
しかし、これまでの道のりは複雑極まるものでした。
いじめにあった学校時代、女性か男性かでさまよった性自認の苦悩、また、体型のコンプレックスから摂食障害になったことも…。
でも、そのつらい経験のたびに、自分自身と向き合い、決して見捨てることなく、やりたいことを貫いてきました。
そしてその結果、声優という自分にぴったりの職業にたどり着き、どんどんと活躍の幅を広げています。
YouTubeで性別について告白した動画が170万回以上再生されるなど、ありのままの自分をさらけ出し、思いを語る姿が多くの共感を呼び、話題に。
困難にぶちあたっても常に前を向き、自分が輝ける役をつかむまでとこれからを綴るエッセイです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
椎名
5
どれだけ困難な状況でも悲観するばかりでなく、これからどうすれば自分のやりたいことをやれるのか、と先を考え続けられる性格/性質は本当に見習わないといけないと思わされる。一ファンとしてこれまでの人生を、そして今後の展望を見ることができてよかった。いいタイトル。2021/03/13
ゆう
1
基本的に誰かに受け入れられたいとか、理解されたいという気持ちが全くない。 自分とそれ以外の人はどこまで行っても他人。 本当に理解しあうことはない。 だから自分のすることをすべて認めてほしい、褒めてほしいという承認欲求はない。 褒めてくれたら嬉しいけど、反対意見を言う人も「なるほどな」って思う。 この部分が一番自分に刺さった。 なぜなら自分が一番気にしてしまうところだから。 我がままに生きろ。 あるがまま、自分の思うがままの姿で生きて欲しい。 この本に込められた著者の願いが私にも届いたと思う。2024/01/25
みどりまん
1
美
りんりんのんのん
1
エッセイなので読みやすく、すぐ読み終えた。二宮飛鳥で知った作者だけど、あまり自分と歳が変わらないのに先のことを色々考えていて凄いなって思った。未来のビジョンが見えていてすごい。これからも「青木志貴」らしく生きてほしい。2021/07/16
morelemon
1
読みやすい文章で書かれていますが、中身はハード目です。いろいろな葛藤や悩みがある中で強く生きてる青木志貴という人を知るには最適ではないでしょうか。2021/05/20