自分を変える力

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自分を変える力

  • 著者名:桃田賢斗【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 竹書房(2021/03発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801923232

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内容説明

初の著作!
巻頭カラー8Pほか、秘蔵写真多数収録!

試練を乗り越え、頂点へ――。
東日本大震災、リオ五輪断念、遠征先での交通事故、眼窩底骨折による手術……。
変わる勇気で数々の苦難を克服して強くなる――。

著者は、以下のように述べています。

これまで、くじけそうになるたびに、多くの人たちに助けてもらった。つらい思いをするたびに、いままで気づかなかったことに気づくことができるようになった。
正直、処分を受ける前までの自分は、ちっちゃい人間だったと思う。でも、強い気持ち、覚悟を持つことで、ぼくは変わることができた。本気になれば、人は変わることができる。この本では、これまでのぼくの歩みを振り返りながら、桃田賢斗という人間が、どう変わってきたかを伝えられればと思う―――本文より

■目次
第一章 バドミントンとの出会い
〝スーパーマン〟賢斗/家のなかでヘアピンショット/野球はひとりじゃ勝てない/こざかしさを武器に/福島県富岡町へ/インドネシア人コーチとの出会い/スーパースターへの憧れ/恵まれた環境のなかで/15歳で全日本総合初出場/インドネシアへの武者修行

第二章 東日本大震災を経て
インドネシアで知った震災/帰国、そして不安の日々/新たな拠点、猪苗代町へ/地元の人たちに支えられて/全国大会での屈辱/憧れの田児賢一さんとの初対戦/日本人初の世界ジュニア優勝/田児さんと二度目の対戦

第三章 期待の星として
NTT東日本に入社/トマス杯優勝/怠惰な生活とギャンブル/変わるきっかけ/心を入れ替えて/世界のトップへ/全日本総合、スーパーシリーズファイナル初優勝「/派手な生活をしたい」の真意/5年ぶりに富岡へ/プロ野球始球式/リオオリンピックへの階段

第四章 復活までの日々
緊急帰国/温かく迎えてくれた家族/泣きそうになった父の言葉/練習再開/ひたすら走る/リー・チョンウェイの言葉/会社での初仕事で学んだこと/バドミントン教室/処分解除/1年ぶりの会見

第五章 復帰からの進化
緊張した復帰戦/涙の優勝/久しぶりの海外遠征/2年ぶりの全日本総合/日本A代表復帰/憧れのレジェンドに勝利/オリンピック金メダリストを倒しての優勝/けがを隠して臨んだ世界選手権/スーパースターと最大のライバルに勝利/感極まったジャパン・オープン/世界ランキング1位/3年ぶりの日本一/全英オープン初優勝/サッカーのトッププロ選手からの刺激/ジャパン・オープン、世界選手権2連覇/東京オリンピックへ

第六章 突如襲ってきた悪夢
最高のスタートから、突如襲ってきた悪夢/バドミントンはできますか?/事故からの帰国/シャトルが二重に/このまま引退してしまおうかな……/励まされた応援メッセージ/実家でリハビリの日々/自身初の金メダル宣言/東京オリンピック延期

終章 自分を変えるということ
頂点とどん底を経験して/周囲への思い/オリンピックへの思い/ぼくは走り続ける/もっと強くなるために/変わらないもの/自分を変えたい人へ

■著者プロフィール

桃田賢斗(ももた けんと)

1994年9月1日、香川県生まれ。

三豊市立吉津小学校2年からバドミントンを始める。

2007年、中高一貫のスポーツ強化を進める福島県双葉郡富岡町立富岡第一中学校に進学。

福島県立富岡高等学校3年の2012年に世界ジュニア選手権優勝。

2013年N T T東日本入社。2014年トマス杯(国別団体世界選手戦)優勝。

2018年9月、日本男子史上初めて世界ランキング1位となる。

2018、2019年世界選手権優勝。

2019年全英オープン優勝。

2015、2018~2020年全日本総合選手権優勝。

左利き。身長175cm、体重71kg。多彩な技術と、緻密なコントロール力で世界のトップに君臨する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽてち

26
スポーツ観戦に興味を失って久しいが、唯一観続けているのがバドミントンである。男子シングルスの世界ランキング1位、日本のエース桃田選手がメンタルの強化法について書いたハウトゥー本……ではなく、バドミントンを始めた頃から現在までを綴った自伝である。東日本大震災で母校を失い、リオ五輪直前の不祥事や東京五輪直前の事故など不運なイメージはあるが、逆境をチャンスに変えて世界ランク1位を勝ち取った。コートで躍動する姿を見るだけで元気になれる選手だ。2021/05/19

ichi

12
【図書館本】桃田選手頑張ってほしい!オリンピック応援します!2021/07/18

こばゆみ

6
世間に浸透してしまった悪いイメージってなかなか消すことのできない中、結果を残していて凄いなと思っていた桃田選手。「自分を変える力」っていうタイトルだけれど、後進へのアドバイスというよりは、「自分はこうやって変われたよ」っていうスタンスなので、偉ぶった印象もなくするする読めた。そして中学から寮生活をしたいという桃田選手の意思を尊重し、その後も温かく見守り続けたご両親も素敵だなと感じた。2021/04/15

Nobu A

4
2021年3月5日発刊の新刊ホヤホヤ。桃田賢斗選手を初めて知ったのは雑誌のインタビュー。東日本大震災で高校が被災し、複数の体育館を回って練習。通常コートの微妙な違いにやりにくいと感じるのを肯定的なコメント。凄い選手が出てきたなと思った。以来ずっとファン。何度も困難を乗り越えて世界一のシングルスプレーヤーになるまで、その裏で起きた様々な出来事を本人の言葉で綴り、彼が何を考え何をしてきたかを知ることが出来る。コロナ禍中、緊急事態宣言下、練習があまり出来ないが、俺もバドミントンを頑張ろう。元気と刺激をもらった。2021/03/10

Go Extreme

3
バドミントンとの出会い:こざかしさを武器に インドネシア人コーチとの出会い スーパースターへの憧れ 恵まれた環境 武者修行 東日本大震災を経て:猪苗代町へ 全国大会での屈辱 期待の星として:怠惰な生活とギャンブル 変わるきっかけ 復活までの日々:泣きそうになった父の言葉 練習再開 ひたすら走る 復帰からの進化 突如襲ってきた悪夢:事故からの帰国 シャトルが二重に 実家でリハビリの日々 自分を変えるということ:頂点とどん底を経験 もっと強くなるために 変わらないもの 自分を変えたい人へ2021/04/11

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