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内容説明
「円安になると物価が上がる」「物価が上がれば、貨幣価値が下がる」「天ぷらそばは、97%が輸入品」など、日々の生活を通して為替、金利、物価を平易かつユニークに解説し、私たちの「円」に偏った現状の資産に「ドル」を加えた資産管理・運用法を紹介する1冊。具体的な金融商品としては、米ドル建て終身保険を推奨。
著者は、外資系証券会社にて日本株を機関投資家にセールスしてきた金融のプロ。その後、ジブラルタ生命にてライフプランナー職を経て、現在は、マネーコンサルタントとして独立し、延べ500回のセミナーを行い、1000人以上の家計の見直しを行う。本書は、初心者が疑問に思いがちな点も払しょくしてくれる構成になっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とも
60
オーディオブック。 ちょっと大袈裟なかんじはあったが、ドルを持つのも考えなければ。 ドルだての終身保険には入らないかもだけど、ドルを持ってETFを増やしていきたい。2023/12/25
かず
30
★★Audible。とても理解しやすい説明と内容。しかし共感できない点もあった。2023/05/09
おおたん
18
サクッと読めました。タイトル通りの話です。2021年の本で、コロナも織り込んだお話しになっています。最強国アメリカのドルで資産運用をしましょう。という内容です。また、投資についても初心者向けにわかりやすく解説しています。入門書として読んでおいて損はない本だと思います。◆輸入国である日本に住んでいるなら米ドル◆イデコ「特別法人税」に気をつける◆長期目線の為替レートの要因「人口構成」◆取引量、米ドル8割◆ドル建て終身保険「積立利変動型終身保険」◆和食と思っている定食はアメリカご飯(^_^;)2021/09/19
としき
1
永年外資系金融機関を渡り歩いてきただけに、素人にもわかり安くドル建て終身保険の有利性を解説している。前回のFIREにもあったが、自身ももう少しで年金受給者となる。この物価高騰の折に、元本保証と言って銀行預金に頼っていたら、大事な原資自体が目減りしてしまう。確かにドル建ては為替リスクが伴う、しかし人口減少に歯止めが効かない日本の国力は弱まるばかり、されば当然円安に振れる可能性は高い。ドルコスト平均法で分散投資すれば、そのリスクも軽減できる。終身保険だけでなく、積立購入できるドル建てETFも面白い選択となる。2023/05/23
Kevin
0
本書は保険商品、特にドル建て終身保険の販促を目的とした内容であると考えられる。ドル建て終身保険は、保険料に占める保険会社の経費や利益の割合が特に高く、保険会社や代理店にとって収益性の高い商品である。そのため、こういった販売を促進するための書籍が出版されることは自然な流れだと思った。2024/08/06