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内容説明
新型コロナ感染症の日本上陸直後から最前線で治療にあたる感染症専門医が、
自身の現場での経験と最新の科学データをもとにやさしく解説。
症状はどんな経過をたどり、どんな治療が行われるのか。
他の感染症と比べてどんなところが怖く厄介か。
感染はどうしたら防げるか。
ワクチンはどのぐらい有効なのか。
そもそも感染症とは何か。
新型コロナの正体と対処法を正しく知ってコロナ禍を乗り切り、
次のパンデミックに備えるための知識も身につく、必読の教科書。
第1章 感染症とは何か
第2章 日常のなかの感染症
第3章 次々と発生する新興感染症
第4章 新型コロナウイルス感染症とはどんな病気か
第5章 感染はどうしたら防げるか
第6章 社会問題としての新型コロナ
第7章 SNS時代の感染症
終章 次のパンデミックに備える
*本書は、書き下ろし原稿に「Yahoo! ニュース 個人」の記事を加筆・修正したものを加えて構成しています
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
59
コロナの前に、基礎的な感染症になる病原体の説明から入っていて、わかり易かったです。コロナはウイルスですが、ウイルスと細菌は異なった病原体だということ。なので抗菌薬はコロナや風邪などのウイルスには効かず、かえって感染症のリスクを高める!これを読むまでは抗菌薬に頼ってしまっていたと思います。インフルエンザとの大きな違いは致死率の高さ。ワクチンの有効性、手洗い、マスクの基本的予防が大事だということ。また巷にでまわっていたアビガンが有効との話も、忽那医師のような専門家からはリスクがあって安易には使えないとの事。2021/10/06
あちゃくん
42
正しく恐れるための基礎知識。2021/05/30
ミライ
41
最前線で新型コロナウイルスの治療に当たっている感染症専門医である忽那賢志さんによる一冊。新型コロナに関して現在(本の発売が2021年3月なので2021年2月くらいまでの最新情報)までにどのようなことが判明して、どんな治療が行われているかが最新の科学データを交えて解説される。コロナ以外にもインフルエンザからマラリア、ペストまでの感染症の歴史や、不確かな情報が拡散されている現代SNS社会への警鐘から、次のパンデミックへの備えた知識も収録されていて非常に勉強になった。2021/04/07
Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】
35
メディアにもよく登場する感染症の専門医、忽那賢志医師による本。新型コロナだけでなく、感染症全般についてもわかりやすく解説されている。軽症で済む患者が多いことから、インフルエンザと同等ではないか、との見方もあるが、インフルエンザの致命率0.01~0.1%であるのに対し、新型コロナは2.1%でかなりの違いがある。PCR検査数が少なすぎるとの批判も多いが、感度が70%程度であることから、検査数を増やせば解決するという単純なものではないことも説明されている。全体的にバランスのとれた良書であると思う。2021/04/25
くぅ
32
夏から読んでようやく読み終わりました(笑)コロナに限らず感染症全般の基礎がわかりやすく書かれており面白かった。ただ、働き出した時期と重なって落ち着いて一気に読めなかったことが残念。コロナのことはもちろんなんだけど、インフルエンザを含む予防接種については勉強になった。母親になるとスケジュールを立てて赤ちゃんにどんどん予防接種をしていくわけだけど、クーポンとかと一緒についてくる説明書を読んでもスッとわからないことも多くて。妊娠したらこういうのも準備の一つとして落ち着いてるときに読んだほうがいいね、きっと。2021/11/15
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