内容説明
《イキイキ働くために、自分自身で「デザイン」する!》
「やりたいことがあって公務員になったのに、希望の部署に配属されない」
「人員削減で仕事が過多に。毎日時間に追われている」
「住民や地域のためになることを提案したのに、上からは軽視されてしまう」
一生懸命仕事に向き合っているからこそ、色々な場面で
自分や組織の中に“モヤモヤ”(働きづらさ)を感じてしまいがち。
本書は公務員の皆さんが、そんなモヤモヤを解消して、
「自分らしく主体的に働く」ために、自分自身の考えや行動を
自らでつくりあげる(=デザインする)ためのヒントを紹介します。
<仕事> ムリ・ムダ・ムラをなくし、仕事の満足度を高めるためのデザイン
<人間関係> 庁内外で人と良好な関係を築き、多くの力を得るためのデザイン
<心のあり方> マイナスな気持ちともうまくつきあい、前を向くためのデザイン
<プライベート時間> 仕事外時間を有効活用し、公私ともに充実するためのデザイン
<キャリア> 異動・配属を自分の糧にし、やりがいをもって働くためのデザイン
「イキイキ楽しく働いて、やりたいことや自己実現を叶えたい」
そんな皆さんを応援する1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
56
再読。オンライン読書会を開き複数人で読む。それぞれの意見を聞き、より深く理解することができるのでいいですね。今後の公務員の働き方、北極星という大きな目標を自ら定めること、そこへ向かって進むことが幸福を作り上げる。日々、ここの公務員が生活を充実させることにより、余裕が生まれる。そうすれば行政機関は充実し、やがて地域が発展する。ストレスに強い組織を作り上げることができる。では充実させるためにどうするか、日々の業務を学びの機会と捉える、サードプレイスとしての場を持つ、副業など検討できる可能性を捨てない。2023/08/09
ニッポニア
55
公務員も自ら切り開く時代。以下メモ。公務員が生き生きと働くことが住民の幸せにつながる。今すぐデザインできる身の回りの仕事を探す。影響の輪の中にある自分の仕事にエネルギーを集中し続ける。学ぶ力で人事異動を味方につける。3つのスキルを組み合わせれば任せるのは難しくない。あなたの頼みなら、という関係を作る。あらゆる仕事には必ず後行程の誰かがいる。橋をかけるためにまず聞き切る。上司の評価でなく、自身の納得感を大切に。自ら機械を作らなければ成長は鈍くなるばかり。サードプレイスの重要性。地域に飛び出さなくていい。2023/08/06
ひでき
8
いろいろと参考になる点はあった。しかしながら、結局のところ「自分自身の考え方を変えよう」みたいな結論に帰着する部分も多く、それは課題や問題の本質的な解決にはなってないのではないかと思うところもあった。いずれ、組織に働かされているという感覚ではダメな時代になっており、自分自身のキャリアは自らが築いていかなくてはならない。2021/03/04
ケイポン
5
★★★★★ 公務員が自分らしく主体的に働くために役立つ「行動や考え方のデザイン」を、「仕事・人間関係・心のあり方・プライベート時間・キャリア」の観点から紹介。「人脈を広げる」「物事の捉え方を変える」といったコラムも収録。2023/09/30
きんばら いつき
2
「異動先も業務内容も全部職場に決められる」「仕事は上司や外部などから飛んできて自分ではコントロールできない」・・・。公務員はどうしても、自分で仕事を決められない、だから「やらされ感」が生じてしまう。本書はそんな制約の多い公務員で、どうすれば「主体的」に生きれるかに着目している。ただ、本質はどう「やらされ感」を拭い去るかだと思う。「制約は多いけどこの職場にはこんな魅力・メリットが自分にはある」と言えるか、そのために各自が試行錯誤することが必要。2022/08/20




