内容説明
自称台湾人の詐欺師による架空の台湾・日本紹介。広く読まれ18世紀の極東認識や『ガリヴァー旅行記』にも影響を与えた世紀の奇書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
11
奇妙な台湾・日本の地理歴史本。 異文化を知ることは大切だが難しい。2022/04/30
色々甚平
7
18世紀初頭に「ぼくのかんがえたたいわんとにほん」を事実だと偽って売った挙げ句、結構売れてしまったイギリスの偽書。時代的にも大航海時代を経て、国際が広がっていき、見知らぬ土地を知れることへの好奇心が民衆に湧いた影響なのか冒険小説が流行っていたのも、この本が後押しされた要因かもしれない。嘘とはいえ、当時のイギリスが極東に持っていたイメージなどが垣間見えることができるのは面白い発見だと思う。特に衣装に関する章ではイラストもあるので視覚的にも楽しくことができる。2021/06/14
Hiroki Nishizumi
4
実は出鱈目だということを先に知って読んだことと、文章がくどいことからなかなか馴染めなかった。2023/01/17
ちゅう
4
なんだか、よくわからない本。台湾とか日本について、間違った情報が氾濫してるので、自称台湾人が、間違いを正すために書いた本(らしい)つっこまれた言い訳が、くどくてよくわからないし、全体的に、読みづらいので、文字を追うだけになってしまい、頭にまったく入らない。イギリスのゴシック文学ということで、興味をもったのだけど、失敗だった。2022/04/26
shouga123
4
壮大なペテン師による台湾と日本の地理歴史について。といっても当時あった文献のつなぎ合わせだったりでっち上げだったりするが、言語を創ってアルファベットに対応する表を乗っけたり一部事実に親しいところがあったりで本当に歴史書を読んでいるような錯覚に陥る瞬間もある。第二巻こそ著者としてはこの本の勘所だと思うが、延々と語られるイギリス国教会の正当性云々についてはあまり興味がないので流し読み2021/03/12
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