ある日、透きとおる

著者名：三枝理恵/しんやゆう子

岩崎書店（2021/03発売）

• ISBN：9784265057955

内容説明

中ある日、自分が透明になっていた。なぜそうなったのかはわからない。でも自分の存在を感じてくれる人に出会い、自分探しが始まる。親の期待にこたえたい、その思いが募り、いつのまにか透明になっていく。自己肯定感を気づかせていく物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ねこ]

とても繊細なこころの揺れを描いた物語。戻れてよかったね。

2020/03/11

[HNYYS]

図書館本。とても難しいお話でした。自分の内面と向き合うことがきちんとできている点では、これからの成長が垣間見ることができたような気がします。

2020/02/22

[読生]

https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/4265057950

2021/04/25

[ryou]

気づいたら町の上空にいて、姿がない。何の記憶もない。でも、いろいろなことがわかっている自分は何者なのかを探る物語。 姿がなく声も出せないのに、存在に気付いてくれ、会話ができる美波さんとの出会い。「知ってる」と思った物や人を観察したり考えたりして謎がとけ解決する。美波さん目線のお話も読みたくなる。その後も気になる。

2020/11/29

[きみどり]

子ども向けの幽霊モノかと侮りつつ読んでいたので、途中から加速して読み終えました。誰もが様々な感情を抱えて生きていて、様々な葛藤と闘い、諦めることも増えていくけど、それでも、自分と向き合うことを忘れてはいけないと思いました。

2020/08/09