独学のプロレス

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独学のプロレス

  • ISBN:9784198652333

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内容説明

日本デビュー31周年記念出版

ジャパニーズ・ルチャを世間に広めた元祖「逆輸入レスラー」が語り尽くしたワールド・クラスのプロレス論。

メキシコ、日本、WCW、WWE…
世界中を飛び回る究極龍はなぜ、オファーが絶えないのか? 
セルフプロデュース術からサイコロジーまで、プロレスビジネスのリアルに迫る!

「日本のメジャー団体出身ではない彼がどうやってプロレスを学び、ジャパニーズ・ルチャを確立し、
指導者及びプロデューサーとしてのプロレス頭を培い、世界に通用するワールドクラスのプロレスを身に付けたのか?
今回の出版にあたって、共著という形でタッグを組ませていただき、
彼の歴史を掘り起こしながらプロレス観、ビジネス観、旅することで培ってきた感性と世界観に触れることができたのは本当に幸福な時間だった」
(小佐野景浩氏による「あとがき」より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Roko

26
ウルティモ・ドラゴン、彼は天才的なプロレスラーであるだけでなく、優秀なレスラーを大勢育てたということこそが、彼の功績だと思うのストロングスタイルだけがプロレスではないということを、ずっと考えてきました。たとえば、現在は新日本プロレスの看板選手のオカダ・カズチカも、彼のことばの力、技の見せ方などは、闘龍門にいたからこそなのだと思います。彼の試合を観ていていつも思うのは、あの美しいドロップキックは、ウルティモ校長への憧れから生まれたんじゃないかなということ。美しさや楽しさも、プロレスの醍醐味なんですよね。2022/10/13

緋莢

14
新日本プロレスの道場で修行後、メキシコでデビュー。その後、日本の団体のみならず、アメリカのWCW、WWE そして、各国のリングにあがるだけでなく、選手を育成する「闘龍門」を立ち上げた著者。その生涯を振り返っています(所々に、その当時のプロレスの状況など、元『週刊ゴング』編集長・小佐野景浩の補足が入っています)、高校時代、デパートの屋上で行われていたヒーローショーでアルバイトしていた時に教えてもらった動きが後の空中殺法の原点になった(続く2021/06/10

qoop

4
根性論、団体中心、キャリア重視など(相互に矛盾を含んでアンバランスな仕組み)が当然だった日本のプロレス業界に一石を投じた著者への聞書き。求められなかったものだからこそ見い出せた活路を切り開き、視野を広く持つことで活躍の場も相応に広げ、いわば新時代の幕を開けた著者。著者が立ち上げた闘竜門の旗揚げ当時、新人同士の試合がなぜこれほど高い完成度を見せるのかと戸惑ったことを思い出す。あの衝撃の本質を垣間見せられた。2021/03/04

ロックスターKJ

1
評価:★★★☆☆ 3点 ウルティモさんのプロレス観がよくわかって興味深い内容だった。闘龍門立ち上げはほんとに大きな功績だと思う。 2021/06/25

U-Tchallenge

1
世界のウルティモ・ドラゴンのプロレス人生を余すところなく知ることのできる一冊。ウルティモ・ドラゴンはWWEマットに上がっている時に目にしたことがあった。それよりも大きいのは、闘竜門、ドラゴンゲート。闘竜門、ドラゴンゲートをずっと見てきた。最近になり、古巣に戻る? ようにウルティモ・ドラゴンがドラゴンゲートマットにも上がるようになった。そんな僕にとってはベストタイミングに読んでみたつもりだ。400ページ超の大作で読み応えばっちりであった。是非ともおすすめしたい一冊である。2021/08/18

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