内容説明
「すでに死せる者」同士の果てしなき戦い!
新興宗教団体を張り込んでいた、警視庁公安捜査第十一係の宮守隼人は、リストに載っていない、怪しげな男を尾行しはじめた。
男は賃貸マンション六階の一室を訪れると、玄関先でいきなり住人を刺殺。
宮守は急ぎ現場に駆けつけるが、すでに男の姿は掻き消えていた。
が、手摺り越しに眼下の道路を確認した宮守の目に入ってきたのは、男の墜落死体。
なぜ、男は堕ちたのか?
住人が刺殺された直後、一瞬だけ感じた、鋭利な視線が関係しているのか――。
そして、警察署の死体安置所に収容された男の顔を間近で見た宮守は動揺する。
九年前に起こったある出来事が元で、脳裡に刻まれた男らしいのだ。
上司の目から逃れるように、独自に捜査を始める宮守だったが、不審な影が執拗にまとわりついてくる。
敵なのか味方なのか?
嫌な予感を覚える宮守に、やがて危機が訪れ……。
人が覗けない闇社会で戦う、ハードな警察小説! 書き下ろし長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
44
公安のお話なので、スケールが大きかった。2021/09/28
Katsuto Yoshinaga
11
新興宗教団体を張り込む公安刑事が謎の男を尾行。謎の男はマンションの一室を訪れ住人を刺殺。その謎の男も転落死を遂げ、そこにまた謎の男の影。冒頭から胡乱な雰囲気が横溢、新興宗教、公安、中共国家安全部、米軍、元自衛隊、阪神と東北の地震が絡みあい、ぞくぞくさせる群像劇が繰り広げられて、ラストもきまる!…と、ここまで書くとなかなかの作品なのだが、私には何とも読み辛い一冊だった。考えるに、人物の描き分けが拙いのである。せめて人物一覧があればと思うし、なんだったら、もっと字数を増やしても良かったんじゃないかなぁ…2021/04/19
れじい
0
タイトルはファントムと言いながら主人公はそうではないし、この人主人公側でと思ったら殺られちゃうし、なかなか先の読めない展開で最後まで一気に。 まあ、最後の最後は流石に読めましたけどね。 もし映画化やドラマ化するならキャスティング大変かも。 とても楽しめました。続編あり?2023/07/29
こいきんぐ
0
登場人物が出し過ぎで何がなんだかようわからん。2023/02/18
さるお
0
クライマックスは盛り上がった。 阪神淡路、東日本。災害が発端となるストーリー展開。そしてF。読み応え十分。2021/04/03




