竹書房怪談文庫<br> 現代雨月物語 物忌異談

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竹書房怪談文庫
現代雨月物語 物忌異談

  • 著者名:籠三蔵【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 竹書房(2021/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801925625

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内容説明

「まだ、一番怖い話があるんです…」

夢の中で訪う温泉宿で
体験した恐怖の一夜。
女将の正体は?
やがて夢は現実を侵食する…
「魔物」より

秩父三峯神社、武蔵御嶽神社
狼信仰と御眷属の神秘。
魔と妖が跋扈する戦慄の実話!

神仏、あやかし、魔物…人霊とはまた別の、不可思議かつ恐るべき力の存在をまざまざと感じさせる異形の実話怪談集。
・幼少時から視えざるモノに悩まされ続ける女性が高校時代に見た恐ろしき夢。20年の時を経て現実世界へと侵蝕する悪夢の主とは…「魔物」
・諏訪大社の置き石に腰掛ける謎の男。声を掛けられた者だけが案内される場所とは…「龍神の宿り木」、・自衛隊基地近くの国道沿いの一角に居る巨大な泥人形。視える人には視えるその禍々しき存在の正体は…「顕彰碑」
その他狼信仰の流れを汲む秩父三峯神社、青梅武蔵御嶽神社、山梨の七ツ石神社の畏怖と神秘の怪異譚など全30話収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yoshida

106
現代雨月物語の続編。実話怪談です。ただ、所謂物怪や妖怪が登場するのが、他の実話怪談とは異なる怖さがあります。やはり気になるのは、とあるファミレスで始まった怪異ですね。怪異体験の取材でファミレスで話しを聞いていた著者。最も怖いと言う夢の話を聞いていて現れた、謎の女の子。取材対象者からは離れた怪異だが、今度は著者に標的を定める。他にも交通事故が多発する道路に現れる謎の存在。諏訪神社での龍が宿る神木等、興味深い。どちらかと言えばスピリチュアルな内容が多い。とは言え、一風変わった実話怪談。興味深く読了しました。2021/08/15

坂城 弥生

49
峠道、痩鬼、キリストの墓、龍神の宿り木が特に印象的だった。2021/04/21

24
ちょっと読むのがしんどかった。怪談と言うか不思議な話。私自身が特に信仰深いタイプではないせいかも。この方のは暫くはいいかな😅2021/03/18

有機物ちゃん

22
うーん、信仰の由来や宗教的思想の話になるとちょっと曖昧で掴みづらくなる。私がこういった信仰とか文化の知識的なものとは別の、当たり前に刷り込まれてきた信仰の皮膚感覚なものを知らないからだろうな。(出身地が沖縄のため)サイゼリヤの魔物の話は怖かった。2023/06/14

りらこ

21
前作とは似てるけど、作者の体験を抑えて書いているからなのか、推察で書いているのか、曖昧。でも面白かったから良き良き。2021/07/30

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