内容説明
「入って入って…」
九州の廃病院の地下で
迷い込んだ奇妙な世界。
自ら幽霊と名乗る男女二人に
誘われた先は…
「廃病院」より
死ぬ・消える・終わるの果て。
絶望の底を覗く終末怪談!
「草」シリーズ最凶の最終巻。
怪異の関係者が「死ぬ」か「消える」。もしくは人として「終わる」。そんな最凶の障り話のみを集めた実話怪談集。
・自殺した彼女の遺品にあった絵葉書。「○○が迎えにきたから行きます」と書かれたそれは半年前に自死した己の母の筆跡で…「パーカー」
・もみの木に赤子を捧げよ…夢のお告げで家業繁栄のため根元に人柱を埋めたという庭の大木。粗末に扱うと…「もみの木」
・バイク仲間数人に贈った愛車そっくりの手製プラモデル。だが、貰った者が事故死する連鎖が…「続いている」
・古屋を購入した同僚を襲う異変。家を訪うと、部屋の四方の壁にお辞儀をしろと言われ…「禍跡」
…他、闇の全26話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
75
「鬼の腕」について。かなり早めに伏線が何気に置かれているので余裕でスルーしそうです。不思議とハマりました。2025/04/19
眠る山猫屋
64
「死ぬ」「消える」あるいは「終わる」で結末を迎える、所謂バッドエンドの誘惑。不幸話が聞きたい訳ではない。不幸の回避術が学べる訳でもない。ここに収められている数々のバッドエンドが本当に実話ベースならば、深淵はあちこちにある事になる。物語としてのスタンスがなかなか絶妙で巧み。クソ野郎な樺山を巡る呪い『淡水パール』や設計士の先生が登場する『大掃除』など平山夢明さんに近い感覚。物語としての面白さは別格かも。『肉丸』の破滅の予兆。世界の改変(もちろん悪い意味で)は訪れるのか。草シリーズ最終巻、遡って読みたい。2023/03/15
坂城 弥生
54
吐き気というか得体の知れない悪意や恐怖の強い話しが多かった。2021/04/13
あたびー
46
久しぶりの実話怪談ですが、ドヨンと重い(褒めてる)のを読んでしまいました😅「ある設計士の忌録」シリーズに、「先生」の漫画化されていないエピソードがこの本に入っているよと書いてあったので読んでみましたが、冒頭筆者が注意喚起しているように、かなり危険な話しか載ってません。そして、「先生」の話以外にも建築関係物件関係の話が多くて、中古物件に何事もなく住まっている自分がラッキーと思えるくらいです😅2023/02/16
田中
37
実話怪談「草シリーズ」の四編目。このシリーズはどれもクオリティーの高い体験談が多数収録されている。「狐」はお稲荷さんを粗末に扱った因果だろう。お稲荷さんにまつわる奇譚はよく見かけるが本当に気をつけないといけない。「肉丸」は、いわゆる幽体の見える人の体験記。何か得体の知れない悪いことがこれから続くようだ。「大掃除」は呪い物や忌み物が収蔵してあった神社の倉庫での事件。絶対に近づいてはいけない場所があるのだ。忌み物には何か邪悪な念がある。関わったらアウトで本当に恐い話だった。【日本の夏は、やっぱり怪談】2024/07/21
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