ディスカヴァーebook選書<br> スマホが起こす「自分病」って何?

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ディスカヴァーebook選書
スマホが起こす「自分病」って何?

  • ISBN:9784860815769

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内容説明

いつでも手にとれ、使えるスマホは、非常に便利な反面、
SNS依存、ゲーム依存など、依存症を起こしやすい道具でもあります。

スマホに振り回されて、現実にある大切な人間関係を壊したり、
生きにくくなったりしないように、
また、自分を見失わず、スマホを賢く使いこなすにはどうしたらいいか。
精神科医・和田秀樹先生が本書で提言します。

●1対1の人間関係が心を育てます
●「自分」対「みんな」は、心を圧迫しませんか
●なぜ目の前の人より、見えない「みんな」が大事なのですか
●スマホが依存症になりやすいわけ
●脳のソフトが書き換えられていく!
●目に映る世界は、こんなに豊かで面白いのに
●ネットの人間関係が持つ息苦しさ
●「みんなと同じ」は強迫感
●「炎上」はなぜ起こるのか
●SNSは何を壊すのか
●本来、ネットは議論や共感のためのメディア
●「自分病」はいつの間にか伝染する
●スマホで子どもの学力が落ちる
●2歳児の言語レベルになる!
●「なければ困る」ではなく「あれば便利」と割り切ろう
●まず、自分の感覚を取り戻すこと(他)(※本書は2018/10/25に発売し、2021/3/8に電子化をいたしました)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はじめさん

28
人間はシゾフレ型(統合失調気質)とメランコ型(うつ病気質)に分けられ、前者は不安、後者は欲望で動く。「みんな」の仲間はずれにされることに不安を覚えて、ラインで既読をつけたらすぐに返信しなければ…! と上辺の友情なき友人に対して気をつかう。一瞬たりとも気が抜けないため、ずっーとスマホとにらめっこ。下を向いて歩き廻る様はゾンビさながら。/ お洒落なカフェで写真撮って、あとでブログあげるのではなく、すぐにSNSにアップし、いいね! がつくか料理食べずにスタンバる。押してるのもまた、同調圧力で押してるが関係ない2019/08/09

はる

22
子どもに与える影響が大きいスマホ。でも高校生の長男には欠かせない。部活で土日も一日中忙しく、スマホをやれないのが救いかな。彼にとって、SNSで友達に気をつかうことはなさほう。スマホのデメリット、メリット合わせて、気長に伝えていこう。しかし、与えっぱなしでは、子どもが自分でコントロールでのでもないよね・・。2019/02/11

あーちょ

9
近頃、スマホ依存に片足をつっこんでいるのでは…と危惧していた私。自由時間があると、ついいじっている。だから最近、読書もろくにできず自分が薄っぺらく感じたり、集中力が欠けたりしているのだ、と反省。目は遠くを見るためにあるもの。子どもがいるときはスマホは遠ざける!意識してやらなければ、自分も子どもも危険だと思った。2019/08/19

アロハ

5
2020年10冊目。自分のことをスマホ病にかかってると思う。なんだかんだ触ってしまってるし、ゲームしてるし。あっという間に時がたち…そして集中力がかなーり低下してると思う。そして、もっと若い子は更にひどい。スマホゾンビとはよくいったもので、ホントにここにいなくて心がない人が多い。怖いのよ、この先あまりにひどい未来があると思うから。スマホがもたらすイヤホンの問題(耳の障害)も絶対出てくると思うから。危険しかない。2020/01/22

おあさ

4
スマホに依存すると人間はコピペになる、というエピローグが印象的。たしかに、みんな趣味や嗜好が異なるはずなのに、飲食店に行くなら食べログ評価の高いところ、本を買うなら賞を獲得したもの、など自分の感性よりみんなの感性でものを選ぶことが多い。五感が衰える、目の前の人や現実の世界を大事にしなくなる、などスマホの害は挙げきれないほどあるので、わたしも使用時間は気をつけようと思った。2018/11/21

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