「不連続な変化の時代」を生き抜く リーダーの「挫折力」

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「不連続な変化の時代」を生き抜く リーダーの「挫折力」

  • 著者名:冨山和彦
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • PHP研究所(2021/02発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569849003

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内容説明

「いい人」を脱却し、権力を自在に使いこなせ。挫折を糧に、打たれ強いマインドを手に入れよ。ポストコロナを生き抜く、「リアルすぎる」リーダー論が登場! コロナショックによって訪れた「不連続な変化の時代」。これからのリーダーに求められる能力も当然、変わってくる。具体的には、「調整型リーダー」は通用しなくなり、今後は「トップダウン型の打たれ強いリーダー」こそが求められる。カギとなるのは、「失敗」「挫折」体験。これらをどう生かし、「強いリーダー」になるかの方策を説くのが本書だ。「抵抗勢力との戦い方」「権力の上手な使い方」「撤退戦のコツ」「敵対者の説得法」など、著者の実体験から得られた「リアルすぎる」リーダーのノウハウを余すところなく語り下ろす。NHKやワールドビジネスサテライトなどメディア出演多数。ポストコロナ論の第一人者として知られる著者が語る「リーダー論の決定版」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ta_chanko

10
挫折とは、能力以上のことに挑戦した結果である。失敗を恐れず、失敗を糧にして成長していく。修羅場を潜ることで胆力がつく。既定のレールから外れても、別の道で異能を磨く。ガツガツした人生論・リーダー論・処世術。現代の世論にはマッチしていない気もするが、VUCAの時代を生き抜くためには、これぐらいの荒々しさも必要かもしれない。2021/05/22

ひでき

7
前々から読みたいと思っていた冨山さんの新刊。そこら辺のビジネス本と違って説得力があるように思う。「権力を手に入れることと、権力を上手に使うことには、トレードオフがあることが普通」というのはなるほど。職場の上層部を見てるとまさにこの通りだと思ってしまう。まずはどんな挫折にも屈しないメンタリティーを持てるよう日々鍛練したい。その先にあるであろう、ある種の狂気を持つことができるか。2021/06/20

TK39

3
有事の際には非優等生が必要。ボトムアップではなく、トップダウン。空気を読まない。中間管理職も経営者として振る舞う。自分の働いている会社はどうか?2021/03/21

2
夢中になって読んだ。ありがちなリーダーに関する本よりも、体験に基づいた話が多く説得力があった。文章の至る所に冨山氏の知性や教養、地頭の良さが散らされてる感じ。遺伝子レベルでも大違い。性格も含めてとても真似できないことばかりだけれども、何度か読み直して、少しでも現状より力をつけていけたらよいなと思う本だった。2022/12/05

leyan34

2
一言でいうと、冨山さんのファンからの「冨山さんはどうしてそういう考え方ができるんですか?」という質問に対する冨山さんの返答、のような本。著者はその答えを挫折力と定義して語っており、挫折によって人は成長すると語っている。題目を見ると「挫折から何をいかに学び取るか」に対する力に思われるが、中身は冨山さんの人生の回顧録+自分がその中で学んだ事を列挙した本になっており、少しずれているかなと。ただ、JAL再生等を経て得た人を見る力や政治力は本物であり、そのエッセンスを垣間見れるだけでも読んでよかった本だった。2022/06/08

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