「顧客消滅」時代のマーケティング - ファンから始まる「売れるしくみ」の作り方

個数:1
紙書籍版価格
¥957
  • 電子書籍
  • Reader

「顧客消滅」時代のマーケティング - ファンから始まる「売れるしくみ」の作り方

  • 著者名:小阪裕司
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • PHP研究所(2021/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569848662

ファイル: /

内容説明

コロナ禍により、街から人が消えた。だが、そんな中でも、売上を倍増させた店や会社があった……。絶望的な時代を乗り切る、コロナ時代の新・マーケティングバイブルが登場! コロナショックの影響を最も受けたのは、リアルな顧客を相手にする小売・サービス業だ。だが、1,500社を超える企業が参加する会を主宰するマーケティングのカリスマ・小阪裕司氏のもとには、「コロナ禍でも売上が落ちなかった」「むしろ売上が伸びた」という声が多く届いているという。「顧客消滅」という非常時にこそ、「一見よりもファン作り」「フローからストックへ」といった小阪流マーケティングの真価が発揮された形だ。「営業自粛でも前年比150%を達成したレストラン」「深夜営業NGでも売上を維持したバー」「取引先を次々とファンにしたBtoB企業」など豊富な事例をもとに、マーケティングのニューノーマルを説く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yyrn

25
経営的センスがない私でさえ、なるほどそうだろうなと思える現状分析とそれに基づく具体的な提言が数多く出てくるので、多くの経営者もすでに気づいていることなのだろうが、それが実践できないのはなぜか?フロー型(一見客)からストック型(リピーター)にビジネスを変える/顧客名簿づくりから始まって「ファンダム」を作り、育てていく/感性と価値で市場を創る。つまり、どんなものを売るかではなくその先にある「心の豊かさ」を伝えることが大事、等々。 コロナ禍の危機に瀕して視野が狭くなっている経営者の頭を刺激し、励ましてくれる本。2021/06/07

ぶう

11
これからのマーケティングは如何にしてファンを作り、関係性を育てていけるかが重要。「一見さん」はフロー資産、「常連さん」はストック資産であり、ストック型に舵を切っていくことで収益も安定化させる事ができる。今回のようなコロナ禍で一旦客足が遠のいたとしても、ファンは自然に戻ってきてくれるものだ。なぜならファンの生活の中になくてはならない存在であるから。コロナ禍は「自分たちの存在価値は何か?」を見直す絶好の機会ともいえる。本当の顧客を見つけ出し、そこにフォーカスし、長期的な視点で育てていけるかに掛かっている。2021/09/08

shigeki kishimura

7
フローな事業であっても、ストックできる部分を作っていかないといけないんだろうな。2021/03/18

Shigenori

4
『最新の研究によれば、今のコロナ渦のような強い、そして急激なストレスがかかると、脳の前頭前野の活動が半ばシャットダウンされてしまうような状態になるという。(中略)代わりに活動的になるのは、脳の古い領域で、ここは生き物として「生き残る」ことを第一に考える。すると物事を俯瞰的・長期的に見ることや、計画的に考えることが極めて難しくなる。』コロナ渦において、顧客が消え、売上が激減する中で、いかにして俯瞰的・長期的に物事を考え、実践するのか。様々な事例が紹介されおり、雑誌的で非常に読み易いと思います。2021/03/02

__k

3
(L)フロー顧客とストック顧客/サプライチェーンのどこに位置しているかが重要、そのチェーン丸ごと消える可能性すら/商品数を絞ることで価値観の明確化を図る/ファンダムの究極は"共創"/取引先を巻き込んでコミュニティ作り/感性が合う人・企業同士のコラボにより、サプライチェーン全体がファンダムになる/ある事象を見てそこから普遍的なパターンを見出す=モデル化の能力/具体↔️抽象2021/12/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17279782
  • ご注意事項