内容説明
「国語って感覚で解くものじゃないの?
正しい勉強法なんてあるの?」
「大学入試がどう変わっていくのか不安。
記述式問題が増えるなんてイヤだ!」
――そんな悩みを抱えたあなたにこの1冊。
「書く」プロである作家と「読む」プロである編集者を兼任し、
さらに日本文学の大学講師としても活躍する国語の達人・川崎昌平と
河合塾・河合塾マナビスで現代文の講義&テキスト制作を担当し、
昨今の大学入試改革にも詳しいカリスマ現代文講師・小池陽慈がタッグを組んでお届けする、
高校生のためのマンガで学ぶ国語参考書が登場!
巻末には『大学入学共通テスト 国語[現代文]予想問題集』の著者でもある
小池陽慈制作の実践問題集をたっぷり3問収録。
学んだ知識をすぐに実践できるから、あなたの国語力がより確かなものに!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
虎哲
3
「国語ってどう勉強すれば良いですか?」という生徒の問いに対し答えに窮する。意識して勉強してこなかったからだ。この本は読む、考える、書くの三章立てに練習問題と解説で構成されていている。また考えるの中に議論が入っており「話す・聞く」もカバーしている。それぞれの力がなぜ必要か、どのようにその力を鍛えていくかが書かれているので読みやすい。「問題を解くのは全文読んでから」や観察(高ためでも有名)の重要性は特に目を開かれた。先にあげた問いの1つの答えはここに書かれたことを意識して本を読み、問題を解いていくことだろう。2021/07/05
どこかの国語教師
2
2021年12冊目。世間一般で曖昧に語られがちな「国語力」をきちんと定義して、マンガを交えながらわかりやすく説明。付属として練習問題もあり。新しい大学入試を意識して、記述をどうするか。その前段階に、「読む」「考える」を設けている。また、入試だけでなく生きていくために必要な力として国語力を捉えている。2021/05/03
kojyasu
0
川崎さんのマンガと解説で現国を学べるなんて、いまの受験生がうらやましい。例題を解いてみて、規定の文字数で解答するには、大胆に言葉を束ねる技術が必要だと感じた。精進します。2021/06/10