内容説明
京大名誉教授で「中国学」の泰斗、小島祐馬没後50周年記念
小島の代表的著作である“幻の名著”が呉智英解説付で復刊!
現代に脈々と生き続ける思想の源流に遡り、
混迷する現代社会を読み解く手掛かり――――
中国思想を知るための「最高の入門書」が甦る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
isao_key
9
本書を解説の呉智英氏が興奮を持って絶賛している。元の出版社であった創文社が閉鎖してしまい、KKベストセラーズが装丁のみを改めて再版した。KKベストセラーズというとハウツー本の印象が強かったが、今回で見直した。あとがきに編集者の一人である平岡武夫氏が述べているように、通史を一人で書くことは難しい。特に中国思想史は長い歴史と南北の広い地域に及び、文献は当然漢字で膨大な量があり容易に叙述しきれないとあるが、その通りであろう。本書は基本を押さえつつも思想以外の記述もとても優れている。現在の研究者にはできない仕事。2018/04/09
smatsu
2
「幻の名著復刻」という言葉につられて購入したが確かに良くまとまっている。中国思想史を大きく前後期にわけていて、周から前漢までが前期、後漢から清朝末までを後期とする。中国の社会構造が大きく固まるまでの前期と、確立された社会構造が継続した時代の後期で分けて考えると良いということだと思う。前期には儒家、墨家、道家、法家など、様々な思想が生まれ最終的に儒家が官学として採用される。 後期は基本的に儒教を中心とした体制が清末まで続いたが、その中でも仏教や道教が流行したり、宋の時代には朱子学などの新しい流派が出てくる。2024/11/21
URI(病気養生
0
司馬遷や朱熹、烈士などマニアックなのもあって、さすがと思う2019/06/30
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