週刊東洋経済eビジネス新書<br> 脱炭素待ったなし―週刊東洋経済eビジネス新書No.354

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週刊東洋経済eビジネス新書
脱炭素待ったなし―週刊東洋経済eビジネス新書No.354


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内容説明

「数十年に一度」のはずの記録的豪雨や巨大台風が毎年のように襲い来る。その一因と考えられているのが地球温暖化だ。化石燃料に依存したわれわれの経済活動や消費の中身を抜本的に見直す必要がある。菅内閣総理大臣も、2020年10月26日の所信表明演説で、成長戦略の柱に経済と環境の好循環を掲げて、グリーン社会の実現に最大限注力してまいります、と述べた。アフター・コロナからの経済復興には、再生可能エネルギーや水素への投資を柱に据えるグリーンリカバリーの機運が世界規模で盛り上がっている。世界と日本の現状と未来を探る。

本誌は『週刊東洋経済』2020年8月1日号掲載の30ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のもので、その後の情報等は反映していません。

目次

破局回避にはCO2の大幅削減が必要だ!
INTERVIEW IHSマークイット副会長 ダニエル・ヤーギン
「創造的破壊に備えよ」
石油・ガス企業の瀬戸際
「非効率石炭発電」退場の衝撃
コロナ禍を脱炭素で克服
鉄鋼が挑む脱炭素の壁
政策頼みのEVシフト
動き始めた洋上風力
INTERVIEW 「日本政府の目標設定に期待」
水素とアンモニアに脚光
欧州が野心的な水素戦略に着手した
INTERVIEW 「現実味乏しい電源構成は実態に即した見直しを」
東電と東ガスが真っ向勝負
INTERVIEW 「水力と洋上風力を柱に数兆円の投資を実施へ」
INTERVIEW 日本経済団体連合会会長・中西宏明
「日本企業も脱炭素に本腰 電力に投資呼び込む必要」