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内容説明
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。
いま私たちに必要な52の喫茶店と98の名言
疲れたら少し休めばいい。おいしい珈琲を飲みながら。
一杯のコーヒーと共に過ごす時間のかけがえのなさを教えてくれる言葉。
ぴりっとスパイスの効いた言葉。そのカフェならではの流儀を語る言葉。
たとえ息苦しさや不安で視界が暗くなっていても、この世界は生きるに値するものだと闇に灯りをともしてくれるような言葉。
街角にコーヒーを香らせる達人たちの名言の数々が、あなたの喫茶時間をより楽しくしてくれますように。
―本書「はじめに」より―
chapter1 カフェをめぐる言葉
chapter2 喫茶店をめぐる言葉
chapter3 コーヒーを一杯
chapter4 流儀とメニュー
chapter5 書物の中の珈琲時間
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かめりあうさぎ
21
初読み作者様。喫茶店オーナーによる「喫茶店とは、コーヒーとはなんぞや?」と言う哲学的な言葉を集めた一冊。生粋の紅茶党なのでいわゆる”こだわりの珈琲屋さん”には入ったことがないのですが、そんな私でも共感できる点や心に留めておきたい言葉がたくさんありました。普通の喫茶店やカフェ、もしくはティールームでひとり時間を過ごすのが好きな人なら漏れなく楽しめるかと。最終章「書物の中の珈琲時間」では作家や詩人の喫茶店に対する思いも垣間見れますし、何より装丁が非常に素敵なので読書好きにも刺さると思います。2024/06/02
reading
11
日本中の喫茶人の言葉。喫茶店、珈琲の独特の魅力を再認識した。一か所でも多く訪れてみたい。2021/10/21
おはぎ
11
全国の52の喫茶店と喫茶店にまつわる名言たち。よくあるカフェ喫茶の案内本と違い、読み物であるのが面白い。そこに行く理由はメニューは明示されず、写真にも映らない気配のようなものを求めているのかも。「コーヒーとは、なくても困らない、ないと物足りないもの」写真も素敵です。2021/05/13
bluelotus
7
★★★☆☆ 珈琲はとても文学的なんだなぁと思えた。森茉莉さんの行きつけの喫茶店が今もなおその頃のマスターで続いていることにビックリ!2021/06/01
qoop
6
全国の喫茶店やカフェを取材する中で聞いた店主たちの一言。こだわりの強い人々が語る場所や味、人について。そこから各店のあり様、佇まいを紹介する著者の筆は、言葉から世界が広がっていくかのような味わいがある。いっぱいのコーヒーに濃縮された味作り、店作りの〈哲学〉が香たつような…というと思い入れ過多かもしれないが。現地に行けない今だから余計にそう感じてしまう。2021/05/24