喫茶人かく語りき

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喫茶人かく語りき

  • 著者名:川口葉子
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 実業之日本社(2021/03発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784408339481

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内容説明

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いま私たちに必要な52の喫茶店と98の名言
疲れたら少し休めばいい。おいしい珈琲を飲みながら。

一杯のコーヒーと共に過ごす時間のかけがえのなさを教えてくれる言葉。
ぴりっとスパイスの効いた言葉。そのカフェならではの流儀を語る言葉。
たとえ息苦しさや不安で視界が暗くなっていても、この世界は生きるに値するものだと闇に灯りをともしてくれるような言葉。
街角にコーヒーを香らせる達人たちの名言の数々が、あなたの喫茶時間をより楽しくしてくれますように。
―本書「はじめに」より―

chapter1 カフェをめぐる言葉

chapter2 喫茶店をめぐる言葉

chapter3 コーヒーを一杯

chapter4 流儀とメニュー

chapter5 書物の中の珈琲時間

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かめりあうさぎ

21
初読み作者様。喫茶店オーナーによる「喫茶店とは、コーヒーとはなんぞや?」と言う哲学的な言葉を集めた一冊。生粋の紅茶党なのでいわゆる”こだわりの珈琲屋さん”には入ったことがないのですが、そんな私でも共感できる点や心に留めておきたい言葉がたくさんありました。普通の喫茶店やカフェ、もしくはティールームでひとり時間を過ごすのが好きな人なら漏れなく楽しめるかと。最終章「書物の中の珈琲時間」では作家や詩人の喫茶店に対する思いも垣間見れますし、何より装丁が非常に素敵なので読書好きにも刺さると思います。2024/06/02

reading

11
日本中の喫茶人の言葉。喫茶店、珈琲の独特の魅力を再認識した。一か所でも多く訪れてみたい。2021/10/21

おはぎ

11
全国の52の喫茶店と喫茶店にまつわる名言たち。よくあるカフェ喫茶の案内本と違い、読み物であるのが面白い。そこに行く理由はメニューは明示されず、写真にも映らない気配のようなものを求めているのかも。「コーヒーとは、なくても困らない、ないと物足りないもの」写真も素敵です。2021/05/13

タイコウチ

10
珈琲喫茶の名店52の紹介(店主の言葉を含む)と珈琲や喫茶をめぐる名言98(茨木のり子、長田弘、片岡義男、関口一郎、寺田寅彦、橋口幸子、リチャード・ブローティガンなど)から構成された「言葉で旅する喫茶店」。行ったことがあるお店は、胡桃堂喫茶店、喫茶carta(盛岡)、BLACKWELL COFFEE、大坊珈琲店、ねじまき雲、08 COFFEE(秋田)。お店の紹介文と名言がそれぞれに味わい深く、喫茶店に行きたい気持ちがむくむくと湧いてくると同時に、あらためて自分でも丁寧に美味しい珈琲を淹れようという気になる。2021/05/18

bluelotus

7
★★★☆☆ 珈琲はとても文学的なんだなぁと思えた。森茉莉さんの行きつけの喫茶店が今もなおその頃のマスターで続いていることにビックリ!2021/06/01

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