内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
◎認知症の特徴と現場でよく遭遇する場面への対処法をまとめた入門書!
認知症のタイプ別の症状や高齢者の病気の特徴を説明したうえで、
・「現場でよくある場面別の言葉かけや接し方の例」
・「利用者家族との上手な接し方」
・「他の職員との情報共有・報告のポイント」
などについてイラストを交えてやさしく解説します。
認知症に詳しいナース・ケアマネの著者が、
認知症の基礎知識から現場で使えるケアのコツまでを
丁寧にまとめました。
つまずきがちな場面への対応例を豊富に紹介するため、
新人から中堅の介護職、指導する立場のマネジメント層、
看護師などの方に役立つ1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
emiko
1
認知症ケアが初めての人でも読みやすくサクサクと読めた。認知症のケアは、最初はわけも分からず、肩にパッドが入っているかと思うほど過緊張になっているが、時間の経過と共にわかってくることがある。利用者さんから意味もわからず拒否されたり、家族からのクレームでやってられない!とブッツンきたりする事に「あるある!」と共感してもらえ、なぜそんな言動をとるのか?どう対応したらよいかを具体的に書かれている。初心者には受け入れやすいと思う。2022/10/17
かー
1
認知症ケアにおいて悩みがあったため、図書館で借りた。帰宅願望が強い場合・暴力をふるう場合・入浴拒否の場合等が書いてあった。どれも現場で悩む事例ばかりであり、とても参考になった。本書の中で重要なキーワードは、「居心地のよさ」・「関わりを大切にする」だ。つい、問題行動ばかりに焦点が行きがちだが、そうではなくその人が訴える内容に寄り添う。居心地のよさを実感してもらうにはどうするのか。バイステックの7原則にあるような意図的な感情表出を助ける場を作ることが大切だと改めて思った。勉強になる良書で再読したい。2021/09/10