この先を生む人 「ティーチャーズ・イニシアティブ」の記録

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この先を生む人 「ティーチャーズ・イニシアティブ」の記録

  • ISBN:9784908983481

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内容説明

「TIで「自分を変える」先生とたくさん出会いました。学びは楽しいですね!」木村泰子先生推薦!

ティーチャーズ・イニシアティブは、学校とは異なる分野でキャリアを積んだメンバーが教師という仕事の持つ可能性に惚れ込み、先生発で学校を、社会を、未来を変えていく力を生みだそうと願い発足、管理職も含め教員全般を対象にした研修を提供しています。本書は8名の研修参加者へのインタビューを中心に、いかに自分と向き合いそれを受け入れていったか、教師を目指した頃の思いとの再会、自分が変わり教室が変わった経験等が、年齢も校種も異なる教師達により真摯に語られています。少しだけ自分を変えてみたい先生にお勧めします。

【著者】
一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ
「先生こそが真に未来をつくることができる」を掲げ、5人の発起人と100名以上の市民の支援によって、2015年に設立された非営利法人。「21世紀ティーチャーズプログラム」には過去5年間で200名を超える先生が参加し、教育委員会の公式研修としても採用されるなど、広がりを見せている。リーダーシップ開発やICT活用の研修も行い、先生たちの学びのコミュニティが形成されている。
代表理事・宮地 勘司
https://teachers-i.org/

目次

はじめに
第一章 21 世紀ティーチャーズプログラムとは
スキルも知識も扱わない 講義も一切ない、体験的な学び

第二章 TIで何が起こったか――8人の先生の物語
1)どんな“自分”を
2)カリスマ教師症候群を超えて
3)教師の矜持
4)社会とつながり学びを起こす
5)職員室に関わる
6)人生を見せる
7)公教育の価値
8)リーダーの在り方

第三章 研究的視点から
特別寄稿:法政大学キャリアデザイン学部教授/ティーチャーズ・イニシアティブ理事 児美川孝一郎
教育界の閉塞を打ち破る――ティーチャーズ・イニシアティブという「野望」

あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tetekoguma

1
毎年、大学1年生のゼミを担当していますが、ここ数年、学生さんが人間的に成熟しているのを感じます。言動が大人びているし、深い思考をしている学生さんが増えているように感じます。恐らく小中高での教育、特に探求学習の導入が影響を与えているのではないかと思っています。教育や人材育成を誰が担い、そのような人をどのように育ているかというのは常に課題ですが、変革期には、既存の公教育の制度の外に出島のようなものをつくることもひとつの方策でしょう。ティーチャーズ・イニシアティブ(TI)は・・・2022/07/14

tome

0
主体性が求められる時代に一体どのような教師として成長していくべきかのヒントが書かれている。ティーチャーズ・イニシアティブという、教師の学びの場を通じて、それぞれの教師がどう成長していったのかがわかる。これが、新しい時代の教師の研修のかたちなのかもしれない。結局、子供たちの主体的な学びを後押しするには、教師の主体的な学びが必要なのだ。教師自身が主体的・対話的で深い学びを通じて成長できる環境をいかにして作り出していくかが、これからの時代の教育の基盤となるし、その重要性を改めて感じた。2022/06/18

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