内容説明
妖精のように愛らしい妹と比べられ、誰からも愛されてこなかった、男爵令嬢クレア。けれど、ひょんなことから前世の記憶を取り戻し、自分を虐げる家族から独立することを決意! まずは仕事を探そうと出かけた街で、年下の少年ライオネルと出会い――。――ってあれ? ここって乙女ゲームの世界だったの!? モブ以下のはずなのに、なぜかクレアは乙女ゲームのストーリーに巻き込まれているようで……。アルファポリス「第13回恋愛小説大賞」優秀賞受賞作、待望の書籍化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サキイカスルメ
7
子ども時代の尊さが素晴らしく。前世を思い出し妹や家族に虐げられることにうんさりしたクレアが、家族から独立するために街にきたら男の子拾いました、から始まるお話。この巻ではなぜモブですらない主人公が溺愛されるのか、過去にさかのぼったお話がメインでした。クレアとライの仲良しぶりが、可愛くて可愛くて。周りの大人たちも、優しくて微笑ましかったです。だからこそ、学生になった二人に幸せになってほしい。生温い視線にもなるよね。2021/02/21
kazuko
0
★★★ Webで完結まで読んだが書籍で再読。2022/02/22