Shapers 新産業をつくる思考法

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Shapers 新産業をつくる思考法

  • ISBN:9784295405016
  • NDC分類:335

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内容説明

「Shaper(シェイパー)」とは、創造性を発揮して新しい価値を形づくろうとする人のことを指します。イノベーターやアントレプレナー(起業家)を含む概念で、世界最大のヘッジファンドであるブリッジウォーター・アソシエイツ創業者、レイ・ダリオ氏の著書『PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則』のなかで紹介されている言葉でもあります。

何か新しいものをつくろうとする創造性は、イノベーターやアントレプレナー(起業家)の専売特許ではありません。
組織の大小を問わず、どんな組織にいても、どんな職種・ポジションであったとしても、何かしらの発想や問題意識を起点として、新しい何かをつくろうとする欲求は誰しものなかに存在します。

その欲求を無視せず、一人ひとりが新しい何かを形づくる動きをしていけば、日本社会は地盤沈下することなく、常に時代の要求に応じて革新され続けていく、と著者は言います。
また、そのように主体性を発揮して自分の人生をつくり出していく生き方は、人生を豊かにするものだとも──。

本書では、「Shaper」という新しいキャリアのあり方を紹介します。
同時に、「事業創造のアプローチ」「事業を生み出す人と組織」「新産業領域におけるキャリア」といったテーマで、新産業やイノベーションの創造に挑む企業を取り上げ、その取り組みの具体例をお伝えします。
各章の後半に収録しているキーパーソンへのインタビューでは、

・新規事業をどのように生み出しているのか
・イノベーティブな組織はどのようにつくられるのか
・これからの時代に若くして活躍するのはどのような人物か

といった問いに対するヒントが満載です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たくみくた

6
66冊目。学生時代にお世話になったスローガンの伊藤さんの著書。学生時代に聞いてた話を思い出し、懐かしかった。今の大手企業も過去はベンチャー企業、そして起業家が生まれる企業も時代とともに移り変わる。2021/09/16

M

4
キャリア本が近年急速に世の中に溢れていく中で、流されずに着目すべき点はその多くの本の中でも不動の観点である、「なぜ、これほどキャリア設計が重要になってきているのか」であり、この背景には特に日本の労働市場の労働慣行が機能不全に陥っていること、そしてその要因を考える上で、新興企業はもちろん、既存の伝統的な企業の中でも成否が分かれ始めてきているという点を企業側の歩み、即ち社史の重要性から強調しているという点にこの本の新規性がある。自分のキャリアを考える上でも、同年代の感性から書かれている点も多く、刺激にもなった

なーちゃま

2
大手絶対主義の私を大きく揺さぶり、ベンチャーの魅力を説き、「大手以外考えられない!」という思考に疑義を呈させるだけの熱さがある本だった。確かに、自分の成長とかスキルとかキャリアアップとか、そういったことを本気で考える人は大手行ってる場合じゃないかもしれない。というのは、今ベンチャーでインターンさせてもらって感じること。間違いなく、ベンチャーの方がスピード感があって、裁量権も大きい。ただ福利厚生とか、人生を見通せる透明度を考えてしまうとやっぱり大手しか考えられないんだよなぁ…。2021/10/14

日向

1
内定先で内定祝いで家に送られてきた本。ぶっちゃけコロナ前Goodfindの青山オフィスよく通ってたので筆者の主張に特段目新しい点は感じられなかった。レバレジーズ藤本氏の「自分が存在した場合と存在しなかった場合の差分を生み出そう。それがあなたの価値」的な考え方シンプルでとても良いと思う。2021/10/03

アルミの鉄鍋

1
★3 大企業に入れたら親も安心する万々歳だと思ってたけど最近、そうも思わなくなった。何をやりたいのか 大学の時にじっくり考えて志に沿ってベンチャーを選択しても良かったのかもと、読んで思った。2021/10/02

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