- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
●成果を出せなくなった人を、あの企業はどう変えた? ●「ミドル活躍で伸びる会社」の共通点を徹底解説! 長年、企業を悩ませている「働かないおじさん=成果を出せないミドル社員」問題。テレワークが進んだ昨今は、成果を出せる社員とそうでない社員に二極化し、企業側も、年功序列でパフォーマンス以上に高い給与をもらっている彼らにどう対応すべきか、判断を迫られている。しかし、政府の働き方改革実現会議で有識者議員を務めた著者は、働かないおじさんの本質は「“変化に対応できないこと”にある」と言う。そのため、企業が変化に強い社員・風土を育てられなければ、今いる働かないおじさんをリストラしても、第二第三の「働かないおじさん」が生まれ続けるだけだと言う。そこで本書では、ミドルシニア層を活用しながら、働き方改革や業務改善に成功している各種企業の事例を解説。読めば「ミドル活躍で伸びるすごい会社」の共通点が見えてくる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
119
前半は思ってたような内容で、あるあるな記述がたくさんあり、とても身になる感じだったのですが、中盤からはちょっとイメージと違う方向にいってしまいました。前半読んでいると、今まさしく自分が置かれた環境下で悩んでるコトが書かれており、あまりにもあるあるが出てくるので共感レベルはどんどんあがりました。しかし、結局のところタイトルにあるような『働かないオジサン』は何をやっても改革はかなり難しいコトがわかり、しいて言うなら少しでも自分がこうならないようにしたいなと反面教師的に思えるコトが収穫なのかもしれませんね。2022/02/08
パキ
5
読みやすかった。ただ内容は最近よく聞く話ばかりのように感じた。文中では企業内での同質化を問題にしており、多様性に重きを置く話を説きながら、出版界はブームに乗ってどの本もおじさん評やジョブ型を謳うのはまさに同質的ではないのかと思った。2022/01/06
アルミの鉄鍋
4
★3.5 働かないおじさんもある意味時代の被害者といえば被害者だなと思った。構造が変わりゆく社会でどうやって人生を充実させるのか。波に乗れない者は振り落とされて行く。先を見据えていかに生きるかが需要だなと感じた。2022/08/22
taverna77
3
納得するところも多いんだけど、とにかく「おじさん」という言葉が濫発されていて、けっこう耳につく。いや、はっきりいって鬱陶しい。「おばさん」に「おじさん」を語られるのは生理的に気持ち悪いものがある。ともあれ、「同質性の最大のリスクは集団的浅慮」「DX=デジタルトランスフォーメーション革命」「サイコロジカル・セイフティ」「トランジションとは自分の内側で起こる変化、チェンジとは自分の外側で起こる変化」「プロティアン・キャリアとは変幻自在なキャリア」「適切な危機感があれば適切な対処法も考えられるが、漠然とした危機2021/04/03
hirokoshi
2
仕組みと教育はだいじ。2022/01/09