ウィニングカルチャー - 勝ちぐせのある人と組織のつくり方

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ウィニングカルチャー - 勝ちぐせのある人と組織のつくり方

  • 著者名:中竹竜二
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • ダイヤモンド社(2021/02発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478110553

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内容説明

なぜラグビー日本代表はW杯ベスト8に入れたのか。戦略、戦術だけではなく、「文化」を変えたこと。それが何よりも大きかった。同じように、経営でも目には見えない「組織文化」こそがその企業の明暗を握っている。そして組織文化が変われば、企業はさらに強くなることができる。その方法をまとめた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ざっく

11
普段あまり本を読まない人だが、中竹竜二氏と楠木建氏の本は、買ってでも読みたいと思う。ちょうど会社で人材育成会社の研修を受けているところで、その内容ともリンクする部分が多かった。同じ会社の別部署の人の意見を聞いて、出てくる意見から自社の組織文化が見えてくる。大学時代の経験を思い出すと、チームが強くなるにつれ、きれいごとが響く組織になっていくというのは、実感としてある。そして、自分の中で、強い組織は、きれいごとが響く組織であってほしいと思う。2022/08/09

ブック

8
組織文化は完成することはなく、常に考え続ける必要がある。組織論のハウトゥだが、この本の醍醐味は最終章にあった。著者中竹氏は名門早稲田大学ラグビー部の主将だったが、公式戦には一度も出たことがなかった。そんな彼の視点からのチームビルディングは、まさに組織文化の在り方だったのだろう。自分で考え、行動する人間に成長するには?それが本質的なテーマなのではないかと思う。人間は心で生きている生物なので、そのためには人の性質と向き合う必要がある。彼自身がスター選手ではなかったからこそ研ぎ澄ますことのできた感覚なのだろう。2023/08/19

まつ

3
当たり前だが、組織は人でできていることを理解させられる一冊だった。 組織文化の変化は個々人の反応や態度を解き明かすことから。反応を知るには感情や弱みを曝け出すことが必要。これはリーダーが率先する。 行動には勇気・元気・根気が必要。堂々と綺麗事を言葉に行動。難しい状況でもエンパワーし常に笑顔でエネルギッシュ。しつこく何度も徹底的に。 組織文化の定着は大切にする価値観を全員が分かる言葉で共感が必要。目的は共有だけでなく、共感していないと本気にならない。体現する行動基準を明確にし、それを評価に反映させる。2021/06/20

ちきゅう

3
チームビルディングにたずさわった実務からの本。事例も多く納得できるが、アクションに繋げづらい内容という印象。この本にはないが、現実では理論含め組織行動論の知識などのインプットをふまえた上で自分の組織にあったアクションを考えることなんだと思う。2021/06/12

tkokon

3
【感情の集積】○その組織にとっての「かっこいい」が組織文化になっている。○組織文化はそこに属する一人ひとりの感情の集積。○掲げた目標を信じるだけでなく、あえて疑い、自問し、考え、進化し続ける。○望ましい組織文化を伸ばし、望ましくない組織文化を変えるには、行動基準をしっかり決める。○共有:知っている状態、共感:みんなが本気で実現しようとしている状態。「成果」「製品・サービス」「行動・言葉・習慣」「仕組み・制度」「組織文化」のピラミッド。●スポーツチームの記述は少なめ。文化は感情の集積だ。2021/03/06

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