ほんとうは恐ろしいお金のしくみ

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ほんとうは恐ろしいお金のしくみ

  • 著者名:大村大次郎【著】
  • 価格 ¥1,144(本体¥1,040)
  • ビジネス社(2021/02発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784828420639

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内容説明

自転車操業と化した資本主義の不都合な真実<
第1章 「お金の仕組み」は欠陥だらけ
第2章 信じられないほどいい加減な「お金の成り立ち」
第3章 現代の紙幣はただの紙切れ
第4章 「お金の欠陥」と「日本のデフレ」の関係
第5章 “国連版仮想通貨”の発行を

◇“国連版仮想通貨”が世界に繁栄をもたらす◇
現在の貨幣システムでは、金のあるところに金が集まる。
だから、庶民は金持ちになればいいのだ。
富を公平に分配し、人類が繁栄を続けるカギは、
世界共通の“仮想通貨”である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

15
著者の本、特に歴史本は何冊も読んでいて、本書もまた面白くわかりやすい。現代のお金の源は借金であって、そのシステムが故に万人にお金は行き渡ることはなく、格差や環境破壊にも繋がっていくことがよく分かる。高校でもこれくらいは必修科目にしてほしい内容。最終章は現代のお金の矛盾を解決するための著者の国連版仮想通貨の提案は夢物語だがよく考えていると思える。2020/10/05

MAEDA Toshiyuki まちかど読書会

12
現代紙幣の起源は17世紀ヨーロッパで発明された「金の預かり証」 「金を預けている客の大半は金を預けっぱなしにしている」ことに気づいた悪徳業者が預かっている金より多く預かり証を発行し余分に発行した預かり証を人々に貸出し利息を取って回収する詐欺行為が始まり。経済発展し紙幣が必要となる度に借金し17世紀から400年分の膨大な借金の利息で身動きが取れなくなっている。預かり証を信頼させるため金と交換、借金による返済、利息を付けていたが、金との交換は既に止めてしまったので次は借金と利息を止める時代が来るのかもしれない2022/04/02

telephone

3
現代通貨システムのあやうさを平易に解説。安定した通貨制度を創設するため、国連版仮装通貨制度を提言。実現は簡単ではないと思うが、地域通貨とか、複数の通貨的なものがあってもよいのかもしれないな。2020/11/14

ジョニー

0
とてもシンプルで複雑だなあ。。。と2024/09/16

ダン子

0
図書本。あまり経済に強い方ではないので多くを理解できたかは疑問。私にとっては新しい情報ばかりで興味深く読めた。お金はこんなに身近なのに知らないことの多さを反省。2022/04/16

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