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内容説明
「簡単に辞められない」からこそ知ってほしい、
仕事、人間関係に本気で悩む人に役立つ「いちばん大事な働き方のコツ」
電通、NHK、新国立競技場をはじめとする、
さまざまな現場、職場で若い命が失われる
痛ましい事件が相次いでいます。
「労働時間の短縮」「生産性の向上」「ワーク・ライフ・バランス」が叫ばれる一方で、
変わらない過酷な労働環境という現実……。
「そんな状況だからこそ、いったん仕事、会社の“常識”を捨て、
自分の時間、体、命、家族を最優先した働き方、そして生き方を目指そう」
などと言うと
「そんなのできっこない!」と思う方も多いはず。
しかし、このような難題を働きながら解決した人がいます。
会社勤めを続けながら、うつ病の妻や自閉症の長男など家族の命を守り抜いた
「働き方改革」の先駆者である著者の佐々木常夫氏です。
佐々木氏の答えは「人は幸せになるために生まれてきたのであって、
決して仕事のせいで命を削るために生まれてきたのではない」というもの。
では、いったいどうやって幸せを目指して働けるのか?
自らが実際に悩み、苦しんだ経験を赤裸々に明かしつつ、
若い人にこそ知ってほしい「仕事」「会社」の本当の意味、
そして、折れそうな心をしっかりと支える「考え方」
といった“本当の答え”を、
この本でやさしく解き明かしていきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チック君
37
読了しました。本屋で何気と気になり購入しましたが、読んでみて、とても良かったです。自分も職場環境で悩んでいたせいか、すごくいいことが書いてありました。又、この著者の方は、実際にサラリーマンを経験した方でもあり、又、波乱万丈の生き方をした方でもあります。長男が『自閉症』、奥さんが『鬱病』という環境下。 これから生きていくためのヒントが見つかった気がします。私同様に職場環境で悩んでる方、また職場で地位のあるかた、ぜひ手にとって読んで欲しい一冊です。損はしません。読み終わった後に何かを感じるはずです。2018/03/24
黒猫
23
20代の会社員にオススメの心が軽くなる会社での振る舞い方が簡潔にまとまった良書。有給休暇を取るのは当たり前、仕事以外の時間でリフレッシュ、自分を大切に。などというと当たり前だと思うが、この当たり前なことが行われていない為に身を粉にする社員が続出しブラック企業、社畜などの言葉が一般化しています。このこと自体が日本が異常なまでに仕事、会社を崇拝している証であると思います。自分は幸せになるために生まれてきた。この言葉を忘れずに生きていきたい。2018/03/27
Artemis
14
他罰的な人、自責的な人両極端になってきた気がする。従来の社会生活であれば、おせっかいな人がいて、同僚の関わりが望む望まないにかかわらずあったけど、メールで用件を伝え、定時後は自分のための時間を優先し関わりが希薄になってきていると思う。いろんな価値観に触れていろんなものの考え方ができれば、追い詰められることもないのではないかと思ったりもする。2018/10/19
りょう
6
ブラック企業とか、過労死とからいろいろあるなかで、ちゃんと自分の幸せのために、はたらくんだ!というスタンスを確認するという意味で、はっきりしていていいと思う。パワハラも、いかん!と明確。あたしが難しいと思うのは自分らしくいればいい、無理しなくていいと、いうことと、何か目指すとか、そのままでいいのか、考えるってことの兼ね合い。あまりにも、それでいいのか?の人もみるもんね。どこまでが、自分らしくていい、のかなあ。いつも思うわ。2018/06/22
yoshi
4
図書館の棚で偶然見つけて。佐々木さんの本は何冊か読みましたが、これは20代くらいをターゲットとした若者向けの内容で、とても具体的で易しい。だけど、とても大切で『軸』の置き方などを考えさせてくれる内容なので、年代問わずしっかり掴み取ることが大事なんだと思う。佐々木さんがこういう本を書かれるのは、ご自身の経験と時代の要請が見事にマッチしていることの証左だろう。2020/01/11