世界経済の支配構造が崩壊する

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世界経済の支配構造が崩壊する

  • ISBN:9784828418025

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内容説明

国家の逆襲が始まる◎増税延期で大転換する日本経済と激震する国際情勢の行先を解説。ウクライナ危機、イスラム国台頭、西沙・南沙諸島紛争とアメリカ一極支配の崩壊により激動する国際情勢。一方、アメリカ国民、企業が海外にもっている資産を海外銀行が米当局に知らせなければならない法律FATCAが日本国内ではほとんど報道されないまま発効された。緊迫する米露対立(上部構造)の裏のタックスヘイブン規制(下部構造)では手を結ぶ国家権力者たち。取り締まられたアングラマネーは北朝鮮に流れる。各国の思惑が渦巻く世界情勢の行く末とは?グローバリズム対国家の最終章がついに幕開!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T坊主

13
1)反グローバリズムのお二人、今米大統領選候補者選びの真っ最中、トランプ、サンダース氏の健闘は規制勢力(グローバリズム、産軍共同体)に反対する人が増えてきたということか? 2)中国の経済はハードランデイングするのか、体制崩壊につながるのか、いよいよ正念場に差し掛かっているようだが。。。3)特別永住許可の廃止を 4)第3の矢は不要と。それを言っている連中は日本経済を不安定化させ、それにより利益を得ようと画策している利益誘導に過ぎない。5)格差の拡大は単に論理的問題ではなく、構造的に長期不況の原因となる。2016/03/05

Honey

9
藤井厳喜先生の#kgprojectやYOUTUBEなどで大筋は想像しておりましたが、それ以上に事実は興味深い! 面白い、面白い…けど、面白がっている場合じゃないかも。 安倍政権、かつてない位国益追求に動いてくれている気はするものの、経済政策が今一つ不安。 自民党内にもいろいろな勢力があり、何もかも一気に、というわけにはいかないのでしょうが…。 というわけで、ごく普通の国民が、もっと政治家を刺激できるようにせねば…なんて思う今日この頃。 この本は、世界情勢を理解するのにとても参考になります。2015/10/11

ぷれば

7
元公安調査庁・菅沼氏と、国際政治学者・藤井氏の共著。対談ではなく、各章ごとに担当。「世界経済の〜」とあるが、経済面のみならず、外交安保面も、米英中露朝韓欧など幅広く語られており、わかりやすい。それにしても、各国の思惑、情勢など絡み合い、なかなか一筋縄ではいかないと痛感する。○9条さえあれば平和!!的なシンプル思考がかえって羨ましくもなる。2015/07/26

BluePlanet

7
★4.2 2015年2月18日発行。2014年後半時点の国際情勢を鳥瞰図的にながめ、近未来の世界を展望するのがこの本の主旨であるが、ウクライナ問題、韓国の中国への接近、イスラム国等の中東問題等、確かに、今後の世界の動向を知るのに必要な情報が満載。特に米国で制定され、2014年7月に施行されたFATCA(ファトカ)と呼ばれる外国口座税務規律遵守法は聞いたことはあったが、国際金融界に革命的な変化もたらす法律であったとは・・・。それとチャイナマネーに完全に屈服したイギリスの話や中国・韓国の最近の動向は必読かも。2015/05/10

じゅずじの旦那

4
反グローバリズム・・・ 富の集中が見える形で、貧富の差がこれだけ広がってくれば当然そのシステムがきしんでくるわけで、そろそろ是正が始まるということだろうか。 http://juzji.jugem.jp/?eid=63062015/03/25

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