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内容説明
いまから30年前の7月18日、“あなた”はどこにいて、そのニュースを耳にしたのだろう――。
超獣!キングコング!インテリジェント・モンスター!
世界に衝撃を与えた刺殺事件から30年!
不世出のレスラーの知られざる人生を語る
[独占インタビュー掲載!]
リング上では超獣ギミックを一貫して演じたが、
本来は家族思いの穏やかな人柄。
独自のレスリング哲学を持ち、
インタビューでは知性を感じさせる発言が多い。
また、緻密な試合運びは
ジャイアント馬場やジャンボ鶴田も称賛していた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
32
インディペンデントの体現者。最期の話だけで語るのは失礼。もう少し周囲の事情に配慮できたら、と思うけど不器用な人だったのだろう。常に気を張ってないと足元をすくわれると(それが過ぎて逆にあの結末を招いたのか、或いは油断していたのか)。個で生きるとは多分そういうこと。カネに関してもシビアになるのは当然。日本人はどうしても論語方式で義理や情に流されがちだが、大概の会社は我々が考えているより汚い。興行界に限らず。生きる為に己を殺すのが仕事だとずっと思っていた。でも本当にそうか? 今の私はただ生きたいように生きたい。2020/05/11
速読おやじ
19
ブロディが苦境に陥った当時の新日に電撃移籍し、猪木との最初のシングルマッチでの入場シーンは今でも覚えている。移民の歌をテーマ曲とし、インテリジェントモンスターと呼ばれたブロディが僕は結構好きだった。技が多いわけではないが、ナチュラルな肉体の強さとミステリアスな雰囲気が、おそらく実力以上に見せていたのかもしれないが。セルフブランディングが上手な選手でもあった。著者のブロディ愛に溢れた本である。ハンセンとブロディのシングルマッチは見たかったなあ。。2020/12/03
gbkutakuta
13
超獣、インテリジェントモンスターと呼ばれたブロディの事件についての本。事件のことはプロレスラーの物まねやプロレスごっこで育った自分には衝撃的であれ以来、『プエルトリコ』=『この殺人事件』というくらい治安の悪いところというイメージが当時はありました。著者ならではの取材力で親交のあるレスラーのインタビューも盛り込んであるが真相はやはり闇のなかという印象。2019/01/26
荒野の狼
11
1988年に刺殺されたプロレスラー、ブルーザー・ブロディとその関係者に著者が1984年から死の直後までインタビューした内容を中心に構成した本。いところ。写真も挿入されているが、すべて白黒でブロディの日本での全盛期のものが多く、目新しいものはない。ブロディの本は、本書でも紹介されている夫人が書いた本「ブルーザー・ブロディ 私の、知的反逆児」と英語版のEmerson Murray 著「Bruiser Brody」の二冊があるが、これらに比べると内容は乏しく、新しい話はない。2018/11/07
豊平川散歩
9
さすが、著者の得意分野であるアメプロ情報通ならでは。 刺殺現場の真相は、まだ異なった情報もあるようだが、アトラスの話を信じてよさそうな気がする。 翌月に実現するかもしれなかった夢のタッグマッチは、どのような展開になったことだろう。きっと誰にも花を持たせないゴツゴツしたものになっていたかも。 タッグパートナーとしては、ハンセンよりもスヌーカがベストだったと思う。バーバラさんとジェフリー君は気の毒だったと思う。 ゴンザレスのその後の人生は、きっと神様の罰なんだと思う。2018/10/05
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