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内容説明
マスコミで流される情報も、ネットに負けず劣らず「フェイクニュース」のオンパレードだ。また、本当は重要なのにマスコミがニュースとして取り上げないものもある。どうしてこんなことが起こるのか。それは、主義主張や好みが反映された推測論法で記事が書かれているからだ。そして、そうした報道によって奇妙極まりない世論が形成され、それに触発されたマスコミがますます“間違いだらけの正論”を垂れ流す……。そんな悪しき流れに惑わされるのは、もうやめよう。そのための“武器”が、本書だ―― 「はじめに」より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lila Eule
15
新聞、テレビ、評論家、御用学者の嘘とホントの総ざらいで、著者の視点の総覧。つくづく、日本の後進な報道機関、堕落した記者達の多いことにため息。新聞、テレビのニュース見出しの真逆が真実らしい。記者の脳みそは小鳥くらいで、情報の分析が出来ず、官僚がネタ提供で記事操作とは悲惨。文科省は屑官僚が行くとこで一番バカとの評には驚いた。破廉恥元次官もやむなしか。自己利権偏向新聞社・テレビ、自己主張編集・事実ないがしろの新聞社・テレビ、煽動第一の記者、自己パフォーマンス第一の政治家に惑わされない国民であることが処方らしい。2017/07/26
cornershop
9
★★★★★文句なし! イデオロギーや思想信条関係なく、今の日本をバッタバッタと斬っていく内容が最高です。必ずしも安倍さんシンパじゃないこともよくわかります。2017/06/23
ばしこ♪
5
読みやすい。それでいって、分かりやすい。インターネットの普及も相まって、フェイクニュースが横行する現代では、真実を見極める必要がある。そして、データ解析能力。このデータが示す傾向は何かと。本質を捉える能力が求められよう。2017/12/26
モルツー
5
「メディアが言っていることはなんとなく胡散臭いカンジなんだけど、じゃあ何がどう問題で、正しいことってなんなのよ?」と思って気持ちがモンヤリとしているかたにオススメしたい。軽快に「社会問題の疑問点」に斬り込む様子がとても小気味良い。 そして、著者は「事実と証拠」と「好き嫌いやイデオロギー」をきちんと整頓して分けて考えている。「嫌な結論だから"事実や証拠"を曲げて楽観的な結論にしてしまおう」ということは決して、しない。そのスタンスが、非常に気持ちの良い本になっている理由だと思う。 オススメです。2017/06/30
terry
4
高橋洋一さんの一刀両断の解説。日本の現状を見るとホンマかいな思いつつ、いつもながらにその爽快さにスッキリする。2017/12/28