激動の日本近現代史1852-1941

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激動の日本近現代史1852-1941

  • ISBN:9784828419725

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内容説明

◇まえがき―渡辺惣樹◆第1章 日本を深く研究していた欧米◆第2章 英国自由貿易帝国主義と日米の戦い◆第3章 日本とアメリカが作った朝鮮開国◆第4章 ルーズベルトが仕掛けた日米開戦◆最終章 若い人たちに伝えたいこと◇あとがき―宮崎正弘

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T坊主

10
1)初めての渡辺惣樹氏の本。異説としてこういう本が書けるのも、氏が1.アメリカに在住している事。2)歴史学者でなくしがらみがない事。2)歴史は単眼ではなく、複眼複層で見なければいけない事、日本の教科書を自虐史観を捨てて書きなおさなければ。3)どの国も栄枯盛衰があり、トップにより変わっていく、今のこの時代も同じようにリベラルという左翼から保守まで攻防が繰り広げられていて、私たち一般人はあずかり知らぬところで怪しげな出来事も行われている事でしょう。でもネットの時代、それも段々見破られていくとこでしょう。2017/10/31

ポレ

8
この本はすごい!渡辺惣樹氏の博覧強記が異次元で、とても対談本とは思えない重厚な内容だ。歴史修正主義というフレーズに警戒したが、然に非ず。史料を読み解き、歪められた歴史を正すことだった。日本を取り巻く状況が多面的に分析しており、国際政治との関係性から、日本の選択を考える必要性を痛感した。勝者の歴史に葬られた史実を発掘し、新鮮な視座を与えてくれる。渡辺惣樹氏の既刊は必読書かもしれない。2017/11/20

hdo obata

8
260頁ばかりのこ日本の近現代史をじんまりした本だが、内容は濃密であった。二人の碩学が縦横に語っている。すべてに感想を述べる力量は小生にはないので一点に絞って感想をのべたいと思う。最終章にこの本の「肝」がある。即ち弱者はずるいということである。弱者が一端強者の側にたてば強者の論理で動く。在米の韓国人が日本人を叩く。「弱者」の立場を武器に異論を封殺する。いわゆる左翼がそうであろう。悪いイメージが染みついた「歴史修正主義」という用語を敢えて使う渡辺さんに満腔の自信が漲っている。もう一度ゆっくり読み直したい。 2017/09/21

新父帰る

8
歴史修正主義とはF.ルーズベルトとチャーチルのすすめた外交が間違っていたのではないかと疑うこと。さた、各項目を見よう。下田港に捨て置かれた米総領事ハリスの活躍は刮目に値する。南北戦争が奴隷解放の戦いではなったことは正に目から鱗だ。日本の朝鮮支配を米英とも承認。伊藤博文を暗殺した安重根が放った銃弾は伊藤に当たってなかたとは?日米衝突の萌芽は米国のフィリピン領有から始まる。米国で歴史修正主義が大勢を占めるとき、先の日本の戦争は自衛戦争として認められ、東京裁判史観は粉砕され、左翼はその足場を失い、奈落に落ちる。2017/09/16

路地裏のオヤジ

4
知らない人物や事柄が出てきて興味深く読めた。島国の日本は、やはり外交下手というのが改めてよく分かる。。2018/02/28

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