ブッダはダメ人間だった

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ブッダはダメ人間だった

  • 著者名:大村大次郎【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • ビジネス社(2021/02発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784828419657

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内容説明

「肉を食って何が悪いのか」、恐るべきブッダの教えの真実。「わざわざ苦しいことはするな」「誰だって自分が一番かわいい」「この世には聖も俗もない」。悟りとは「すべてを超越すること」ではなく「超越できない現実」をうけいれること。
無駄な畏敬の念を持たずにお釈迦様の真実に迫る!
(それにしても寺社や僧侶の脱税の多いこと!)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ATS

9
★★★面白かった。仏教といえば苦行や戒律、お経などが欠かせないものであるとあると考えられているが、実はまったくデタラメ。こういった仏教の厳しい要素は、同時期にあったバラモン教やジャイナ教が仏典を編纂していくなかで入り込んでしまったとのこと。これはキリスト教における新約聖書にも同じ傾向がみられる。よくよく考えてみればブッダ自身が苦行は意味ないからやめたというので、悟りを開いたのになぜ今のお坊さんは修行をしているのだろうか?読んでいてとても心が軽くなった。もっと気楽に生きていけばいい。苦行なんて必要ない笑2018/09/25

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

9
苦行信仰、日本人が信仰しているものの正体はこれであったか!2017/10/04

べあべあ

8
読めてよかった本です。子供の頃から、ブッダの教えから完全に変わってしまっている仏教が不思議でした。著者殿が示してくれた初期仏教の姿にもの凄く納得しましたし、現代にこそビッタリ来るブッダの教えに驚きました。 若きブッダのおぼっちゃまぶりを説明する箇所では、つい”聖お兄さん”のカーシーブランドや3K4万D7MONを思い出してニヤッとしてしまいました。2022/10/30

読書国の仮住まい

4
仏教で悟りを開くといえば苦行を伴うイメージがあるが、ブッダはこれを明確に否定している。 何より本人が辞めた後で悟りを開いている。 しかも親から遣わされたお付きのものに対し、僅かな時間で説き伏せている。 悟りとはそれほど難しいものではないようだ。 ダメ人間というタイトルには著者ならではの理由があるわけだが、そもそも宗教というものは平俗凡人のためにある。 同じ地平に立つものでなければ説得力がない。 オウム事件が公になった時、既存の仏教団体があれは仏教ではないと言ったが、どちらかと言うとバラモン教であるらしい。2021/06/03

くらーく

3
大村氏の本はお金関係で何冊か読んだことがありますが、仏教を扱った本書がベストでは無いでしょうか。いやー、良くぞ言ってくれました。その通りですわ。 手塚治虫のブッダや、中村元氏、植木雅俊氏のYoutubeや本を読んでいて、今回、父親の葬儀で法華経の坊さんを呼んだのだが。。物凄い違和感を持った時に、本書を図書館で見つけた。いやー、何たる偶然?神様の思し召し(こんな使い方はしないか)だね。 せっかくお釈迦様が身をもって体験して、悟りを開いたのに、どうして今の仏教は余計な事をするのかねえ。本当に碌な事をしないわ。2023/08/26

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