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内容説明
日本の近代化を推進した大隈重信(1838―1922)の回顧談から自伝的な記述を編集・収録.生い立ち,幕末佐賀藩における少壮時代,空理空論を排して「活学」を志向した青年期,新政府での活躍,征韓論政変,政界からの引退と復帰,東京専門学校と立憲改進党の創設などの回顧から,当時の混沌とした政情と,政策決定の裏面が浮かび上がる.
目次
まえがき┴凡例┴1 生立ちから征韓論政変まで┴一 少壮時代の教育と境遇 書生時代の事情┴二 生立ちと義祭同盟┴三 形勢一変と藩主閑叟┴四 英学研究と商人との連携┴五 長州再征と国事奔走┴六 大政奉還と佐賀藩の帰趨┴七 新政府に加わる 外交の初陣┴1 明治政府における外交の意義┴2 列藩代表者による長崎管理と耶蘇教問題の惹起┴3 耶蘇教問題をめぐる英公使パークスとの対決┴八 横須賀恢復,軍艦兵器買入,江戸平定等の諸問題┴九 財政に関する外交┴十 進歩主義と保守主義の消長┴1 保守主義者たちとの対決┴2 鉄道敷設・電信架設・外債募集をめぐる紛争┴3 参議への就任┴4 藩政改革の矛盾┴5 薩摩・長州・土佐藩首脳の上京┴十一 廃藩置県┴十二 遣外使節と留守政府┴1 欧米使節派遣と留守政府との約定┴2 島津久光の説得┴3 留守政府首脳と大蔵省との対立┴十三 征韓論政変┴1 遣外使節団の留守政府に対する不満┴2 留守政府における征韓論提起の政治的意味┴3 征韓論政変へ┴2 東京専門学校開校前後まで┴一 台湾出兵と西南戦争┴二 開化政策の推進と明治十四年の政変┴三 東京専門学校と立憲改進党の創設┴3 過去を顧みて 追懐談・追懐文┴一 我輩は慈母によりて勤王家となる┴二 余は如何に百難を排して条約改正の難局に当りたる乎┴三 爆弾当時の追懐┴四 〔立憲政治の歩みと内閣更迭〕┴五 〔早稲田大学創立三十五年紀念式典演説〕┴注┴大隈重信略年表┴解説┴あとがき┴索引
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