内容説明
胸騒ぐあのスター、あのシーン! シネマッドが絵とエッセイで綴るシネマグラフィティ――「不思議の国のアリス」のあの帽子屋ならぬ、「シネマッド」和田誠が主催するマッド・ティーパーティへ、あなたをご招待。懐かしのスターたち、極めつきのシーンの数々……映画への熱い想いをこめたエッセイと、大向こうをうならすイラスト。映画狂も胸ワクワクの「ザッツ・シネマグラフィティ」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei-zu
20
著名なイラストレーターであり、映画への造詣の深さで有名な著者による映画四方山話。1970年代後半に執筆された内容だが、文章に時代をあまり感じない。 掲載されるイラストのように、的確で無駄がなくもユーモアにあふれた語り口がその理由であるのだろう、 取り上げられる作品は世代的に私の親に近い世代のものが多いが、であればこそ、親しい叔父さんに話しを聞くような気安さがある。楽しかったです。2022/05/13
hoehoe
2
和田誠さんの映画コラム。映画好きの彼が適当なテーマで、好きなように好きな映画について語っており、色々な雑誌に書いたものを集めているので、とっちらかってると言えば、そうなのだがそれが何とも好ましい。2023/09/24