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内容説明
今後30年で、介護制度や現場がどう変わるかをジャーナリストが取材。さらに母を看取った経験から、介護を必要とする人がよりよい最期を迎えるための具体策を解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
niisun
21
良くあることですが、帯で引用されている部分(介護崩壊)は、作者が伝えたいことの枝葉ですね。この著者が伝えたいのは、政府の特養整備の促進策が的外れだということと、在宅看取(療養)の障壁は、不真面目な医療機関(在宅医含む)や介護事業者(ケアマネ含む)、さらには家族や親族だということ。しかし、本人の意思尊重という割に、病院死は悪で“在宅看取礼賛”な感じの内容。もう少しフラットな視点で書いて頂いた方が、説得力が増すんじゃないかと思いましたね。本当にうちの様な片田舎でも在宅の環境が整うのか調べていこうと思います。2021/03/29
みこ
17
少子高齢化の先にある多死社会。寿命を延ばそうと医療を発展させた先にあるのが死が身近に存在する社会というのは何とも皮肉である。人が生きるということは最後は必ず死を迎えるということ。かといって終活や人生会議のように準備を整えるのも良いが、実際に死を目前に控えた時に本当に予定していた死に方を迎えられるかどうかは分からない。理想的な死に方はありそうでない。2021/03/19
ようはん
16
自分の場合だと将来の両親の介護や看取りもそうだが、その後に来る自身の老後を考えると不安な気持ちになる。現状独身で身近な親戚関連も太い訳じゃないから将来の備えは真剣に考えなきゃならない。2021/01/29
乱読家 護る会支持!
7
戦後日本は、団塊世代の成長とともに成長してきた。団塊世代の多死は、日本社会のカタチをどう変えていくのか? そこにビジネスチャンスはあるのか? 知らんけど。 僕自身は団塊世代と団塊ジュニア世代(バブル世代)の間の世代。 なので、男性と女性の平均寿命の差から考えて、団塊世代女性の多死時代と僕の死は重なるのかなあと思っています。 僕は、現役世代の皆さんに迷惑をかけたくないので、姥捨山(爺捨山か)に自主的に参りますし、安楽死も受け入れますよん。 2021/05/10
Go Extreme
2
2020年:介護崩壊へのカウントダウン 2025年:介護施設の倒産・M&Aが加速 2030年:孤独死と無縁仏が深刻化 2035年:がん患者の死亡急増で救急医療がパンク 2040年:介護現場でロボットとシニア人材が協働 多死社会へのソ泣け過多 後悔しない「ひとり死」:頼りになる在宅医 おひとりさま支援サービス 財産侵害 リビングウィル:事前指示書 終末期 ACP わが家での最期:病院の決めたレール 伴走車となるケアマネジャー 病院信仰 がんで死ぬなら自宅を選べ:在宅緩和ケア 看取りルポー自宅で最期を迎える2021/02/25
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