双葉文庫<br> 怨み籠の密室

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双葉文庫
怨み籠の密室

  • 著者名:小島正樹【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 双葉社(2021/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575524451

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内容説明

大学生の飛渡優哉に故郷の謂名村は禁断の土地だった。しかし、父が死に際の言葉を聞いて、病死した母は殺されたのではないかと思い、謂名村を訪れる。だが、待ち受けていたのは首吊り死体だった――。完全密室の謎を解いた果てに見えてくるのは、悲哀に満ちた家族の物語。探偵・海老原浩一シリーズ最新作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

momi

44
探偵・海老原浩一シリーズ第8弾!禁断の土地でおきた哀しい物語…。王道ミステリーでガッツリ堪能させてもらったところに著者らしい「やりミス」ぶりがあって面白かったです!!2021/03/02

36
久々に読んだ海老原浩一シリーズ。何とも言えない切ないラスト。トリックは多少んん?となったが面白かった。2021/05/01

あっちゃん

31
父子家庭に育った大学生の主人公、その父が病気で亡くなり、最後の言葉で生まれ故郷に行く事に決めたが…、今の時代にそんな村が?と思うかもしれないが、ちょっと前まで私そういう所に住んでたわ(笑)今回はトンデモトリックより、真犯人にビックリ!普通にフーダニットで来るとは!( ̄▽ ̄)2022/01/11

engidaruma2006

23
海老原探偵シリーズの第8弾。主人公の父親が肺癌で亡くなる直前に洩らした謎の言葉。その言葉と母親の死に関係があると思い、生まれ故郷を訪れる。だが、そこの村人が全員、主人公に不審な態度をとる。困り果て、友人でもあった海老原に救いを求めるが、ほぼ同じ頃、密室の中で首を吊った死体が発見されて・・・というストーリー。 相変わらずグイグイ読ませるが、密室トリックは似た前例がある(誰の作品かは思い出せないが)。それでも、この犯人は予想外で唸った。やはり面白い。ところで、何故この作品から文庫書き下ろしになったのかな?2021/05/27

hnzwd

23
シリーズ第八弾。探偵が田舎の村を訪れると、いわくありげな事件が、、。と、いうオールドスタイルを守り続ける海老原浩一シリーズ。今回も完全密室に死体消失とやりきってくれた感じです。トリックもど直球で素敵。2021/03/07

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