内容説明
25歳で始めた隠居も気づけば10年目。
お金、地位、友人がなくても、気づけば毎日ハッピー。
それは隠居を始めたときから少しずつ「いらない不安」を捨ててきたからでした。
最近心がずっとざわざわしている、ぼんやりとした不安が常にある、
そんな人に読んでほしい1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
210
20代で始められた大原さんの隠居生活も早10年。不安とのうまい付き合い方、自分を生きる(自分の好きなように生きる)術を、今までよりも熱く、力強く、真面目に語ります。人生の舵を自分で握ることの大切さ、素晴しさを教わります。でも、この割り切り・思い切り・踏ん切りがなかなかできないんだよなぁ...2021/08/08
bonbon99
18
若くして、低収入で隠居生活を続けている著者のエッセイ。こんな生活もあるのかなと羨ましい限りです。無理して頑張って生きるより、ある程度心身をリラックスして好きなことをする。あるがままにといったっところで、そこから出てくる文章はゆったりと流れていきます。ほっこりしたい人におすすめ。2021/03/08
翡翠
10
このゆるい表紙の本、侮っていました。人生に悩む時、何回も読み返したいと思える本です。出会えてよかった!2022/12/05
双海(ふたみ)
10
隠居はしないけど、不安は減らしたい笑2022/08/13
ぽけっとももんが
10
不安というものは、死ぬのを回避するために備わっているものなのだとか。なるほどそうかもしれない。「不安に突き動かされていると、ぱっと見は生死に関係ないように見えても、遠く離れた意識の先の方で『死なないために何かしている』という安心感があるんでしょうね」そういうことか。不安が好き、というと語弊があるけれども、次から次へと心配事を探してきては人の分まで不安がる人の心理はこれかー。そしてこんなタイトルの本を借りてきておいてナンですが、わたしにもあまり不安はないし結構隠居生活に近いことが判明しました。2021/07/10