内容説明
落語好きの著者が、自然の流れで導かれた川柳作家への道。句集のタイトルは《兎より亀の歩みが性に合い》という著者の「偽らざる心境」を詠んだ句から生まれた。第一章「生活編」、第二章「職場編」、第三章「社会編」、第四章「家族編」、第五章「余生編」の構成。収録作品は、所属する上州時事川柳クラブ、時事川柳創琳などで長年鍛えてきたウガチの効いた時事川柳、ユーモア溢れる川柳、一読明快で多くの読者の共感を呼ぶ川柳などバラエティに富み、読む者の好奇心をくすぐる。実体験もあればフィクションもある、著者のキラキラ輝く十七音の宝箱をのぞいてみよう。
文春に追いかけられもせず過ごす
鈍感力付けばこの世はパラダイス
すみません最前列でつい欠伸
取らないでマスク美人のままがよい
吊り橋の真ん中あたり管理職
新コロナ家で録画の旅をする
永眠をせぬよう目覚ましをかける
-
- 電子書籍
- 私を好きにならないと言った夫は今夜も甘…
-
- 電子書籍
- 草魔法師クロエの二度目の人生【ノベル分…
-
- 電子書籍
- 女を隠して王太子の使用人をしていますが…
-
- 電子書籍
- 追憶は波のように〈キャラウェイ・ダンデ…
-
- 電子書籍
- ギャルとぼっち 2巻 ガンガンコミック…