漫画 こころ

著者名：夏目漱石【原作】/有栖サリ【漫画】

文響社（2021/02発売）

• ISBN：9784866513362

内容説明

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日本人なら誰でも知っている、夏目漱石の「こころ」を、
気鋭のBL漫画家が圧倒的画力で漫画化

「こころ」は、エゴイズムと心の機微、罪への葛藤などが描かれ、高校の教科書にも掲載。
発行部数700万部以上、日本で一番売れたとされる小説。

こんな時代だからこそ、美しく堪能したい日本の「こゝろ」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ankowakoshian11]

名作を漫画で読む……という試みは分かるものの（そして原作より漫画のほうがとっつき易いという利点も）別物だなあ……という感。最後まで馴染むことなく読了。漫画のスタイルに翻訳されたことで原作にあった何かが消え失せてしまっている。この作品に関しては原作至上主義にならざるをえない。

2023/06/27

[そら]

小説で読んだ時には内容がちょっと難しかったので、小説で読んだ知識があって更にこの漫画を読んだら前より分かるのかなと思い買いました。読んでよかったです。絵もキレイだったし、小説では難しかった所も漫画で読めば、ほぅっとなった部分も多かったです。やっぱり、お嫁さんが一番可哀想(´・ω・`)。

2021/05/02

[ery]

絵がきれいでした！いきなり小説を読むのは勇気がいったのでまずは漫画を読んでみました。小説の導入としてはよかったと思います！

2022/09/26

[六月一日宮玲子]

話の筋を知るには良いとは思うが、やはり原作を読まないと…。マンガで読むとどこにでも転がっている話、と言う印象が否めない。

2022/05/22

[よう]

会社からの帰宅時間、仕事のメールを打つ必要もなかったため思いつきで読了。かれこれ3年前くらいだろうか。実際の書と比べてみると、漫画であるがゆえ、やはり醍醐味である日本語の美しさはごっそり削がれてしまっている印象。とはいえ話の流れはこれで理解できるので、読まないくらいなら漫画ででも読んだ方がいい。この本のタイトルを「こころ」で括っている点、綺麗であり儚さを感じる。

2023/04/06