山と溪谷社<br> ヤマケイ新書 山を買う

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山と溪谷社
ヤマケイ新書 山を買う

  • 著者名:福崎剛
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 山と溪谷社(2021/02発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635510738

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内容説明

ウィズコロナの時代にブームの、「山林購入」のすべて

いま「山を買う」ことがひとつのブームになっています。
アウトドア好きのお笑い芸人や人気Youtuberが山を買って存分にソロキャンプを楽しんでいたり、アイドルタレントが山を買うまでの話をテレビ番組が企画したり。
また、大企業はCO2削減・環境保護のために山林を購入を考えています。

「山ってそんなに簡単に買えるの?」
「山を買ってよかったことは?」
「山を買うときの注意点は?」などなど、

実際に山を買った人たちの話を紹介しながら、山を買うブームの考察や山林購入を取り巻く諸問題も解説。
山を買うことのさまざまな情報をまとめた気になる一冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

93
仕事絡みで考えたきテーマがあり、その導入編として数冊借りた内の一冊。山には涵養という面があると思う。それは人への精神的なものに始まり水や魚への涵養。当然に古来からの木材という涵養。そして、近年は人へアウトドア等の涵養。加えてカーボンニュートラルとしての涵養。山を買うというタイトルより山を不動産として見るという多数項目の概要的入門書として、上手くそれらが抱合され一つの読み物となっていた。2022/11/23

ちびbookworm

45
★3.不動産に明るいライターが取材してまとめた感じ。山林売買業者や研究者ではない。コロナ禍、ソロキャン目的に山林購入者が増えているが、「+ー」を熟慮すべきと警鐘鳴らす。山は、多機能(木材利用/水源林/防災/生物多様性/カーボン貯蓄)備えており、公益的役割もある◆山林購入者の購入目的は、①ソロキャン、②森林保全、③自然保護、④蓄財・投資、⑤コモンズ(入会地)の復活(仲間と間伐等)◆また、見落としがちな、購入後の「管理」の視点、課題も解説。結論、「森林組合」とうまく関わるのが◎◆後半は眠りを誘う授業のよう。2021/05/26

ワッピー

37
読み友さんの感想から。コロナ禍の影響で密にならない自分の場所を求めて山林を買おうというプチ・ブームが起こったという。しかし、実際には都会以外の自分の居場所として、あるいは専用のキャンプ地として、はたまた自分でキャンプ場を運営しようというニーズは以前からあった。実際に山林を買った人のインタビューを中心に、地価の安い山林を買うことのメリットとリスクを説明。「自分だけの土地」という甘美な幻想をくすぐられるが、実際に利用できるようにするためのライフラインの確保費用や災害が起きたときの自分の山から出た倒木などで ⇒2021/10/30

おかむら

32
ヒロシが山を買ったことからキャンプ芸人の間で山林購入が流行ってるとか? そこでヤマケイ新書からその名もズバリ「山を買う」。どこで売ってるのか山、というそもそもの疑問から丁寧に教えてくれます。実際に山を買った人12名に聞く第2章が人それぞれで楽しい。そして実際に買うとき気をつける点、購入後の管理まで、にわかキャンパーがブームに浮かれて買っちゃうとえらい目に遭うよと警鐘を鳴らしてくれます。なーんか逆に詐欺の手口にも使えそう(あ、ドラマとかでだよ)。2022/03/31

くさてる

23
いや、わたしは買わないんだけど。田舎の人間なら、じつは実家が山を持ってるなんてことはよく聞く話では。安ければ数十万円から買えるらしい、そんな山を買うとはどういうことか、という一冊です。山を買うのはどういう人か、どうやって買えばいいのか、注意点は、などとまさに「山を買う」ことに特化した一冊で、インタビューもあって読みやすく、面白かったです。2021/04/10

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