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内容説明
版画家として知られ、山の文芸誌『アルプ』のメンバーとしても活躍した畦地梅太郎が、1966年に創文社から刊行した画文集を復刊。
「わたしの書く作文などというものは、なんの役にもならんものである。ちょうど、出臍のおかしさにも似たおかしげなものである」
本書は昭和41年(1966年)に創文社から刊行された山の画文集です。
出版当時、畦地梅太郎64歳、ちょうどアルプ100号の出版年と重なり、畦地梅太郎の創作活動の円熟期ともいえる時期となります。
この本に先立ち、1957年に「山の眼玉」(朋文堂)が刊行されていますが、「山の眼玉」「山の足音」「山の出べそ」などの画文集は畦地梅太郎が残した貴重なモニュメントとして高く評価されてきました。
本書には、名を伏せたAさん、Bさんなどが登場しますが、串田孫一、内田耕作といったアルプスのメンバーと読み替えると、畦地さんの紀行文がより鮮明に読み取れます。
また、当時の山小屋の主人や登山者の様子を仔細に、かつユーモアを交えて綴る本文から、とぼとぼ歩く画家・畦地梅太郎さんの山の見方、感性が伝わってきます。
復刊、ヤマケイ文庫化にあたりオリジナルの創文社版に加え、巻頭口絵に畦地梅太郎版画作品を追加。
【目次】
山に考える
燕岳
美ヶ原
三つの峠を越えて
スキー宿の夢
蘭さがし
南アルプスの記
八ヶ岳山麓
雪の八ヶ岳
聖山
冬の石鎚をゆく
親と子の山(北アルプス大縦走記)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
roatsu
12
山男シリーズで知られる畦地梅太郎さんの登山に関するエッセイ集。肩肘張らず、画家の人間臭い内面が垣間見られ、今はもう遠い時代となった昭和中頃の山と里の様子、人々の姿などの登山模様が垣間見られる。あのシンプルな線で鮮やかに山と自然と人を描写する方だけあって、何気ない山歩きの中でも周囲の様子や人間模様を捉えるまなざしは凡百の人間とは違うなと感じる。愛すべき作品を多く残した画家の内面や、大昔ではないにせよ過ぎし時代の現代とは明らかに異なる登山事情に触れたい人間には好適なエッセイだと思う。2021/04/30
pitch
2
畦地梅太郎三冊目。どちらかと言うと挿絵が目的で購入。内容は、あまりドラマチックではない、普通の登山日誌なのだけど、端々に、画家ならではの観察眼が垣間見得てはっとさせられる。女性恐怖症っぽいのがちょっとひっかかるけど。2021/05/31
里山輪太郎
1
著者の版画を山雑誌などで良く見かけたので、読んでみた。半世紀以上前の山紀行だと思われるが数十年後に私が同じところを歩いた時と情景が変わってないとことがうれしかった。版画について触れられてないこと、若い娘が頻繁に登場するが、何のおちもなく…、ちょっとがっかり。2021/05/05
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