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内容説明
命に終わりはない。魂は永遠に続く――。臨死、体外離脱、憑依、お迎え現象……。科学ではいまだに解明できない、これらの真相とは何なのか? 本書は、「人は死なない。死は不幸ではない」と断言する救命医師と葬儀のプロが、「見えない存在のこと」から「人を看取り葬ることの意味」まで語り尽くした、異色の対話集。「医療現場にあるお迎え現象」「葬儀の場でも起こる不思議」「死者は声を使って接してくる」「供養は生きている者のため」「死を思うことは、幸福を考えること」など、本書は生命とその死について、新しい価値観を提唱し、多くの人を「死の不安」から解放し、愛する人を亡くした人々の「死別の悲しみ」を和らげる1冊でもある。新型コロナウイルスについて語り合った、文庫版だけの特別対談「ウイルスとともに生きていく」(序章)を収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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端的に言えばこの本は、患者の遺族に寿命を受け入れて欲しい医師と、コロナ期であっても冠婚葬祭を簡略化して欲しくない葬儀業者の本、なので、死後の世界に関する記述など、本当なのだろうかと一瞬勘ぐりたくもなりますが、私自身が体験していることを思えば、やはりそういうことなのだろうと認めざるを得ません。人間の魂は、目には見えない物質で構成され、存在するということなのでしょうか。2023/09/25
やー
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以前から興味のあった矢作さん。読むなら、こうして生きる、みたいな生き方本よりも対談の方がいいと思い、こちらを手に取ってみた。一条さんは葬祭業兼作家の方のせいか、葬式や死者の弔い方などの話が多かった。お二方とも知識が広く、不安ばかりの私には少しほっとするような個所もあったりで、ためになる一冊だった。2023/08/23