神武天皇はたしかに存在した ―神話と伝承を訪ねて

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神武天皇はたしかに存在した ―神話と伝承を訪ねて

  • 著者名:産経新聞取材班【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 産経新聞出版(2021/02発売)
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  • ISBN:9784819112895

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内容説明

初代天皇のことを知っていますか?
「神武東征」は、日本の始まりです。

「神武東征」は、カムヤマトイハレビコノミコト(後の神武天皇)が、日向(現在の宮崎県)は日本を治めるにはふさわしくないと兄らと相談、浪速の海、熊野をへて大和に入り、国造りを果たすまでの出来事です。それは、歳月にして十六年という長旅でした。

この長旅があって初めて、天照大御神の孫のニニギノミコトを地上界での祖とする皇室は大和に至り、イハレビコは天皇と名乗りました。

東征ルートのほぼすべての地に、その伝承は残っています。実際に歩いてみると、記紀に盛られていない伝承、歴史が無数にあることがすぐにわかりました。語り継がれるに足る見聞があったればこそ、これだけ「完全」な形で伝承となっているのではないでしょうか。

神武天皇の足跡・事績をたどることで、「日本の始まりは、神武天皇と東征と即位にある」という認識が深まれば、というのが本書の狙いです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

南北

31
初代の天皇である神武天皇の足跡を各地の神社に残る伝承を丹念に取材したものです。ただ残念ながら、読んでいて新たな知見が得られたという感想にはなりませんでした。神武天皇が出発したのは宮崎だったのか、(実際行けばわかりますが)あれほど見通しの良い明石海峡を本当に通ってきたのか、などの疑問を著者が持っているとは思えない点に原因があるのではないかと思います。2019/09/27

こぺたろう

12
漫画の古事記を読んで神武東征に興味を持ち、毎日少しずつ読み進めて読了。いやー、日本の国土を舞台にした記紀の存在に改めて驚嘆。神武東征は、何となく稲作の伝播に関連していそうな気がします。仮にそうだとすると、もっと肥沃な土地に天孫降臨が行われていれば、東征はなかったのだろうか。そんなこんなを色々考えると、隠された解釈があるのではないかと思い始めました。そもそも神武東征とは何だったのか。もう少し関連図書を読んでみたいと思います。2019/02/12

みにみに

6
神武天皇は伝説上の存在、というのをあっさり信じていたけど、いやいや実在していたと思ってもいいんじゃないかなーとこれまたあっさり鞍替えしました。神武東征はドラマチックだな。2017/01/20

らふぃん

3
④頑張って取材したんだなってのは伝わってくるけど、圧倒的に文章が面白くない 半分ぐらいで脱落 このての話にそこまで興味がない層だと物語とかにしてもらわないと全く入ってこない 神武天皇で統一した方がいいような 正式名とか拘ってるあたり、読者選別しすぎなのかなと2019/05/03

未完AAA

2
図書館本。色んなところに足跡が残っているからそういった存在はきっといた、に納得する部分と、「起源を主張していた人(資料)が生き残ったら勝ち」的な人間の執着からくる嘘の場合はどうすんだ、ガンダムのファンによる後付け歴史整理も矛盾がないようになってるそうだぞ、と思う気持ちもある。神話レベルのお話なので、信じる信じないは自分の心にかかっているなと改めて思った。こういった伝承は、もっと自分に近いものを創造的に楽しみたいな。私の地域であればいいのだが……そういう意味では、各土地の人たち羨ましい。これが権威か……2024/07/13

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