内容説明
著者はパートナー、父、母の介護と看取り、自らの大腸がんとうつ病の25年を過ごした。今だから書ける陽気で深みのある老活小説。うば桜日和をすごす老婦人、シニア婚活に取り組む実業家、離婚し宝石に夢中のヘルパー……落語で鍛えた軽快な文章でたのしむ傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kei302
59
介護系小説。読み慣れない文体で流れに乗れず。お金持ちのマダムの部屋で起きるあれやこれや。独特すぎて ついてゆけず。 介護や身体の不調を綴った明るい「老後小説」は今後需要が見込まれる。たぶん。2021/04/03
えむむ
13
途中からよく分からなくなったけど、この話が一体全体どこに着地するのかだけが気になって読み続けた。最終的によく分からなかった。高齢者のリアルが物語風に読める。2026/01/04
toshi
10
離婚して仕事も辞めて姪のクリコと共に暮らしているモエが、ひょんなことから老婦人マリアンヌのホームヘルパーになる。 その後は、どうでもいい話がグダグダ続くつまらない話。2021/02/20
mooroom7
7
アンナさんは、落ちこぼれ仏文学徒が仰ぎ見る雲の上の天女でもあり、落語やら駄洒落好き、平岡正明との交友など、気の置けない親しみやすさも兼ね備え。慶応仏文の先生で35歳で芥川賞と超順風颯爽、かと見れば、老親の介護やら、自身の病気やらでご苦労なされていたことは最近知った。この本は65歳のアンナさんが素描する老人文学序章なのか。不思議なオモロ味の登場人物たちが織り成すエピソード集、微温的な幸福感が持続する読み心地がしっかり担保されていてよかった。老人たちは、それでも様々な欲望に突き動かされ。トチの岡山弁もオモロ2026/02/21
おーね
7
会社を辞めてしまったモエの次の仕事はマリアンヌの介護。姪のクリコはフランス語の会話をアルバイトに。訳された会話が笑えるような哀しいような。でも別世界で起こるような介護でした。2021/05/16
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