山と溪谷社<br> ヤマケイ文庫 原野から見た山

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紙書籍版価格 ¥990
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山と溪谷社
ヤマケイ文庫 原野から見た山

  • 著者名:坂本直行
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 山と溪谷社(2021/02発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635048941

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内容説明

北の大地に生き、日高の山々を愛した画家の代表的画文集。
待望の文庫化。

北海道の大地に生き、日高の山々を愛した画家の代表的画文集。
若き日の山の追憶から昭和三十年代の紀行までの二十六篇を、力強く明快な山岳画や植物のスケッチとともに収録する。
開拓期の北海道の山や原野、開拓農民、造材労働者、アイヌの人たちなど、
北の大地とそこに生きる人々の姿がユニークな視点から生き生きと描かれた、北海道の山の文化を代表する名著。

■著者紹介
坂本 直行(さかもと なおゆき)
1906(明治39)年生れ。北海道大学農学部実科卒業。在学中は山岳部員として活躍。
30(昭和5)年北海道に帰り、広尾で友人が営む野崎牧場で働く。
36年同町下野塚の未開拓地に入植し開拓に従事。困難な生活の余暇に日高など北海道の山野を主題に、絵筆をとり続け、雑誌「山」などに作品を掲載する。
60(昭和35)年、山岳画家として立ち、農業から離れる。
著書に『山・原野・牧場』『雪原の足あと』『開墾の記』ほか。
82(昭和57)年逝去。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ももやまね

1
北海道で人気のお菓子六花亭の包装紙の絵。この絵を描いた坂本直行さんは、お金に余裕のあるインテリで、都会的な方だと勝手に思い込んでいた。真逆だった。苦労人(開拓農民)で、武骨な感じで、気さくで、面白いおじさんだった。日高地方を中心に、ソロでハードな北海道の山歩きを行った人だった。山ではハイマツの枝を折って寝床を造っていた。 この本を読むと、坂本さんの人となりがよくわかる。ますます坂本直行さんのファンになった。2023/02/08

nishi

0
生き生きとした文面、山に行きたくなります。2023/10/28

Kudo Atsushi

0
山の絵の味わいはもちろん、ユニークな語り口が良い。2023/08/03

わかめスープ

0
日曜美術館で初めて知った作家さん。ものすごく絵が上手いわけではないけど、実直に描いている姿にぐっときて、画文集である本書を手に取った。電車の中で読みましたが、実にのんびりしたいい時間を過ごせました。帯広の記念館にもぜひ行きたい。2023/02/22

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