内容説明
苦労してキーリーを育ててくれた最愛の母が再婚した。相手は、母がハウスキーパーをしていた屋敷の主。思いがけないシンデレラ・ストーリーにキーリーは喜ぶが、幸せに輝いているはずの母の顔が浮かない。聞くと、再婚相手の息子が“財産めあてに父を誘惑した”と母を責め、小切手を持たせて追い出そうとしたというのだ!キーリーは憤慨した。許せないわ、そのタラントという息子――。オフィスに乗り込んだ彼女を迎えたのは、長身のハンサムな男だった。「きみがあの禿鷹の娘か? 母親が言うとおりの美人じゃないか」傲慢な笑みを浮かべ、無遠慮に彼女の体をながめまわす。気づくと、キーリーの手が音をたててタラントの頬を打っていた。■ハーレクイン・イマージュは、おかげさまで2200号を迎えました。記念号として、ジェシカ・スティールによる1984年の未邦訳作品をお届けします。作家からのメッセージと併せてお楽しみください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ruruti
6
私的には、いろいろな所で登場人物たちの立ち居振る舞いに「こんなのあり???」だったのだけれど・・・2013/08/16
やまと
4
ヒーローが酷すぎる!無理やりなんて・・後で後悔しても許されない2017/05/29
はっつん
3
ジェシカヒーローとは思えない嫌なヒーロー第二弾(第一弾は「誘惑者)ほとんど、無理やりヒロインのバージンを奪い、妊娠させ、流産後のあの言いよう。ジェシカの作品で妊娠、流産が出てきただけで軽いショックなのに、なんじゃこのヒーローは!最後ヒロインが「あなたは、力づくで奪う必要がなかったのよ」と告白すると「無理やりじゃなかったさ」はあ?ヒロインが力づくで…と自覚してる段階で、レ◯プでしょ?いつもの懺悔告白も、ヒーローの言動もあって虚しいし、ヒロインも流産体質みたいなのでいつもの明るさがない。2016/05/14
麻琴
2
ヒーローの言動も行動も酷い。ヒロインもさして好きにはなれないけど、ヒーローはそれ以上に最悪。☆22015/01/14
ひまわり
2
ジェシカとは思えない展開。ヒーローがヒロインを力ずくでって… それは犯罪なのでは?2011/10/08