内容説明
亡き両親の足跡をたどるためザッダラ王国をおとずれたザラは、高貴な風格の男性が砂漠の川で沐浴しているのを目にした。息をのむほど美しい姿に見とれて思わず写真におさめると、気づいた従者にとらえられ、豪華なテントへ連れていかれてしまう。そこで先ほどの貴人とふたりきりになり一抹の不安を感じるが、意外にも彼はザラを客人として迎え、3夜にわたりもてなすと告げた。アラブ人らしい豊かな黒髪と力強く官能的な瞳に魅せられ、彼女は生まれてはじめての熱い夜を思いうかべて胸を高鳴らせた。ほどなくして、想像したとおりの至福の時に包まれた――彼がザラの純潔に気づいて急に態度を翻し、その場を去るまでは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かもめ
11
シークもの。ヒーローがヒロインにメロメロで萌え(*´ω`*)中盤のホットシーンもバージンのヒロインが痛くないようにって気を使っていて、すごく大事にしてるのが伝わってきてよかった。いままで読んだハーレの中で最も萌えるホットシーンじゃった。優しいシークツボだ〜!ラストがちょっと駆け足なのが気になるけどきっとこの本再読すると思う。2017/07/18
Mari
0
★★☆2012/03/19
MOMO
0
ヒロインが好きになれないまんま終わってしまったわ・・だって、覗き魔なのよぉ、この嬢さん!シャーヒーン君の全裸の水浴びシーンを覗き見た挙句、こっそり写真に撮ってるのよぉ!!いっくらカメラマンだと言っても、こんな行為を許容したら、盗さつ魔全員が、自分はカメラマンだって言い張れば許されることになっちゃうわ!!挙句に、銃を持った護衛に追っかけられたことに文句は言うし、砂嵐が来るからと助けの手をさし伸べようとしたシャーヒーン君ににたいして、変に偉そうだし・・こんな女、好きになれっていわれても、無理に決まってるわ・・2011/12/28
みろん
0
ザッダラ国に野生動物の写真を撮りにやって来た女性写真家と、ザッダラ国の次期君主となったシークとのロマンス。 この作者のヒロインは処女なのになぜいつもハッスルぎみでやる気マンマン? 途中までは悪くはないと思えたけど、結論としてやっぱりちょっと苦手だと感じた…。2011/12/08